
息子のあまりにキツイ言葉に、号泣したり、揉み合いになったりすることもあるそう。
「先月も、息子と掴み合いの喧嘩になりました。最近の息子は、壁を叩いたり物を投げたりが続いたのもあって『なんでそんなことするの?』と言う気持ちでいっぱいになってしまって。つい、息子の首元のシャツを掴んで『いい加減にして!』と叫びました」
千秋さんの行動に、息子は「そっちがいい加減にしろよ!」と千秋さんの肩を強く押したと言います。
「翌日には、やり過ぎちゃったかなと反省するんですけどね。息子を前にするともう、どう対応していいのか分からなくなってしまうんです」
「夜遅くまで帰ってこない日は、警察から連絡が来て息子を迎えに行くこともありました。単身赴任中の夫に連絡はできても、息子を警察署まで迎えに行くのは私の役目。
警察署まで息子を迎えに行くのも精神的に結構きつくて、警察から連絡が来ると『ああ、またか』といら立ちと落胆で取り留めもなく涙が溢れて止まりません」
これまで中学校からも何度か呼び出しがあったそう。朝は家を出ているのに登校しないことや何度も補導されている件について事情を聞かれるのも千秋さんの役目です。
「警察も学校も『こちらでも気を付けますが、ご家庭でも注意してみてあげてください』と私に言うんですよ。うちは夫が単身赴任なので、子どものトラブルはすべて私が対応しなければなりません。ただ、私がいくら言っても息子には伝わらなくて、もうどうしていいのかわからないんです。
私の更年期障害の処方も、そろそろ漢方薬でなくもっと症状に対して即効性のあるものにしたいと頼んでみようと思ってます」
思春期も更年期もホルモンのバランスが乱れることで起こる症状だと言われています。更年期の中、ワンオペで頑張っている千秋さんが、一刻も早く息子さんと穏やかな関係を取り戻すことを願います。
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<取材・文/maki>