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美しすぎる47歳コスプレイヤーが「コスプレはアンチエイジング」をやめたワケ

今も年齢は「足かせじゃない」、目標は飽きるまでコスプレ

TAKAMURA__FuEGHpLaIAAMtkeツイートがバズってから5年。アオイさんは47歳になったが今でも年齢を気にせずコスプレを楽しんでいるのだろうか? 「最近はアンチエイジングではなく、ファンエイジング、今の年齢を楽しむようになってきました。むしろ早く50歳になりたいです!」 えっ、なぜ? 「『ジョジョの奇妙な冒険』にリサリサという50歳のキャラクターがいるのですが、そのコスプレをリアル50歳のときにやってみたいんです。そのためにはもう少し鍛えなきゃと思っていますが」 さらなる目標を掲げ、年齢を重ねることをポジティブに捉えているのはすごい。

次の世代への思いも

「若くても年齢を重ねてもできるのがコスプレなので」とさらなる夢を教えてくれた。 「おばあちゃんになったら今度はその年齢に合ったキャラクターをやりたいと思っています。たとえば『BLACK LAGOON』という作品にはヨランダという武器を持ったシスターのキャラクターがいるんですけど、恐らく70~80代ぐらいのキャラなのでちょうどいいかなと。おばあちゃんなんだけど片手でマグナムを打つんです(笑)。私、強いキャラが好きなので」 アオイさんの想いは5年経っても変わらない。「私が年齢を重ねてもコスプレを楽しんでいることで、『まだやってもいいんだ』と次の世代の子たちに思ってほしいな」という使命感もある。 「年齢は足かせではないと思っています。私はたまたまコスプレでしたけど、好きなものを一生懸命やっていると同じ熱量の人たちとお友達になることができたりしてすごい楽しい。そういうことが多くの人に少しでも伝わったらいいなと思います」 その変わらない信念のもとアオイさんはポジティブに年齢を重ね、コスプレと共に日々努力し続ける。 【鷹村アオイ】1976年生まれ。19歳からゲームキャラクターのコスプレを始め、現在もレイヤーとして同人誌即売イベントなどで作品を発表している。プライベートでは2児の母。 <取材・文/松本果歩>
松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。X:@KA_HO_MA
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