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バズって取材殺到、そのとき家族は?SNSで自分の心を疲弊させないためのコツ

ツイートがバズったことを「夫は知らない」

TAKAMURA02実はアオイさんは16歳と12歳のお子さんを持つママでもある。家族はコスプレをしていること、ツイートがバズったことをどう捉えているのだろうか? 「夫はSNSを一切やらないのでバズったことも知らないと思います。たまに今回のように取材を受けて記事になった時はリンクを送って見せていますが、『好きなことしているねぇ』といった程度のリアクションです。コスプレ自体もそこまで露出が多いものはしないですし、コスプレへの偏見もないので気にしていないようです」 むしろお子さんの方がコスプレのクオリティに対してシビアな感想を伝えてくるそう。 「物心ついた時から私がコスプレをしてたので当たり前に受け入れていますが、自宅で衣装を作っていると『このキャラクターの服の模様はその位置じゃない』と厳しいツッコミを入れてきます(笑)」 日々SNSでコスプレ画像をあげているアオイさんだが、意外にもコスプレ活動を行うのは月に1回ほど。 「そこまで頻繁にやるわけではないので家事や育児には支障はまったくありません」

顔出ししているから家族を守るために気を付けていること

鷹村アオイSNSで自分の写真を発信していると自分のみならず家族のプライバシーが危うくなることもある。そのため、注意していることはあるのだろうか。 「家の周辺を写したものは絶対にアップしないこと、子どもの名前や顔は出さないことですね。実はツイートがバズった頃、私の個人的なことについて記載したまとめサイトがたくさん乱立して……その時に『夫は?』『出身校は?』とか『子供の顔は?』といったことを書いているものもあってびっくりしたんです。 私は過去にも一切そうした情報を公開していなかったのでそのサイトでは『調べたけどわかりませんでした』って締められていたんですけど。過去にそうしたことをアップしてしまっていたらと考えると怖いです。なのでいまも昔も、家族の情報は一切載せないようにしています」 私たちもいつ、どのツイートがバズるかはわからない。アオイさんのように自分や家族の個人情報などは載せないことを心がけ、そして適度なネットとの付き合い方を普段から意識すべきなのかもしれない。 【鷹村アオイ】1976年生まれ。19歳からゲームキャラクターのコスプレを始め、現在もレイヤーとして同人誌即売イベントなどで作品を発表している。プライベートでは2児の母。 <取材・文/松本果歩>
松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。X:@KA_HO_MA
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