食べ終わった後の満足気な顔を見たくて、家路を急ぐ毎日
生活環境が変わり、変化が起きたのはぽてとくんだけではありません。ぽてとくんを迎えたことで飼い主さん自身の生活にも変化が。仕事が終わる時間になると、「ぽてとが待ってる! 早く帰らなきゃ!」と、家路を急ぐようになったのです。

「自動給餌器はありますが、やっぱり自分でご飯をあげて、食べ終わった後の満足げな顔を見たいんです。あとは、まめに掃除をするようにもなりました」
ぽてとくんは人間の食べ物に興味を持ち、キッチンやダイニングテーブルに食べこぼしや食材のカスがあると、口に入れてしまうため、飼い主さんは食後や料理後にはきちんと片付け、誤食防止を徹底しています。

自由奔放な愛猫との生活に、大きな幸せを感じている飼い主さんは自身の経験から、ペットショップが命を救う輪に加わってくれることには大きな意味があると感じています。
「私には、生体販売や繁殖でご飯を食べている人の明日からの生活を保障できるお金はないので、禁止や絶対悪だとは言えません。けれど、辛い思いをする子たちが多いのは問題だと思っています」

ペットショップは本来、動物が好きな人たちが経営したり働いたり、お客さんとして集う場所。だからこそ、悲しい現実に立ち向かい、動物たちの小さな命を救おうと本当に努力している人たちが報われてほしい。
そんな思いも抱きながら、飼い主さんはこれからもぽてとくんとの“一期一会の縁”を大切にし続けていきます。
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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:
@yunc24291