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煮出したアツアツ麦茶なかなか冷蔵庫にしまえない問題…「元マッドサイエンティストの父考案の冷やし方」がSNSで話題に。投稿者を直撃!

夏と言えば麦茶。筆者も冷蔵庫の麦茶のストックを切らさないように心がけています。麦茶の作り方には煮出しと水出しがあります。手間がかからない水出しも便利ですが、煮出しの方がより風味が感じられたりしますよね。
麦茶のグラスとピッチャー

写真はイメージ

しかし、煮出しの問題は“なかなか冷めない”ということ。早く冷蔵庫で冷やしたいけれど、粗熱(あらねつ)が取れないのですよね…。そんな中、次のような投稿が話題に!
麦茶の冷やし方

写真はパトポッポさんのXアカウントより引用(以下同じ)

「煮出したアッツアツ麦茶や紅茶をピッチャーに並々注いで冷蔵庫にしまえないのでじりじりしながら冷めるのを永遠に待って冷蔵庫に…っていう夏は今年で終わり。水を張った容器にタオルを浸してピッチャーをセクシーに包む。こうすると気化熱で格段に早く冷める。元マッドサイエンティストの父が言ってた」 これはパトポッポさん(@flowertoman)による旧Twitter(現X)のポスト。濡れたタオルで包まれたピッチャーの写真と共に投稿されたこの投稿は、瞬く間に反響を呼び多くのいいねやリツイート(リポスト)が。

気になる「元マッドサイエンティスト」のお父さま

麦茶ライフハックにも注目ですが…、気になるのはやっぱり“元マッドサイエンティスト”のお父さま。とても怪しく興味をそそる響きであります!パトポッポさんに詳しくお聞きしてみました。一体どのようなお仕事をされていたのでしょうか? 「父は高分子化学でポリマーを造る研究に34年間携わっていました。企業の研究所で主任研究員として働いていたのです」(以下、カッコ内パトポッポさん) 今回の“麦茶の冷やし方”に出てきた“気化熱”関してパトポッポさんがお父さまに説明していただいたところ、下記のような回答があったとのことです。 “気化熱とは、液体が気体になるときに必要な熱量のことを指す。今回の麦茶セクシー巻き冷却については、周りに巻いたタオルに毛管現象で吸い上げられた水が麦茶に温められ、気化、結果として麦茶から熱を奪うため冷える” なるほど~。全く理系ではない筆者ですが、なんとなくイメージが浮かびました!

日常生活にもマッドサイエンティストがチラリ!

日常生活でもお父さまが「マッドサイエンティストだなぁ」と思うような瞬間はあるのでしょうか? 「色々あります。つい先日、私が起床すると父の前に液体の入った瓶が置いてあり、何か水の底に茶色いものが沈んでいました。よくよく見ると沈澱物はちぎった段ボールでした」
瓶の段ボール

実際の写真です。

驚いたパトポッポさんは「何飲んでんの?!」と、お父さまに思わず突っ込んだんだとか。 実際のところ、趣味のDIYが高じて現在は家づくりに励んでいるというお父さま。その内装の漆喰(しっくい)の材料として、段ボールを焼石灰に混ぜて使えないか検討中で、“水にどう溶けるか経過を見ていた”とのこと。 「その後1週間ほど、その瓶をずっと傍(そば)に置いていました。父は日々さりげなく実験しているのだなと思いました」 さらに、パトポッポさんは、お父さまが何か液体を別の容器に移す際、一滴もこぼすのを見たことがないんだとか…!細長い食器を洗う際の手つきも、実験用具を洗浄する化学者っぽいのだそうです。
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現在はDIYが趣味
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