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乳がんの診察で医師から激怒されたワケ。ショックで混乱する私に語りかけてくれたのは…

看護師さんに質問し、聞きたかったことを消化

看護師 エコーもマンモグラフィも細胞診もクリニックでやったのに、なぜ再び同じ検査をするのか不思議でしたが、それも聞いてみると、手術をするにあたってさらに詳細の精密検査をもう一度しなくてはいけないとのこと。  不安に思っていたこと、聞きたかったことを消化できて、かなりラクになりました。  出産時の緊急帝王切開以外に外科手術を受けたことがなく、手術までのプロセスも知らなかったので、検査の必要性もわかりました。  先生は忙しいと思うけれど、診察室でいきなり予約をぶち込む前に、説明をひとこと添えてくれたらよかったのに。何かの検査や治療は、必要性や内容などの詳細を説明してもらって納得してからやりたい私は、なおさらそう思いました。

病院選びを間違えたかも!? 不安は募る

 気持ちは落ち着いたものの、初診で先生に理不尽に怒鳴られたことで、看護師さんのフォローはあったものの「病院選びを間違えたかも?」と思いました。  次の診察であの先生の顔を見るのも嫌だったし、質問もろくに受け付けてくれないままあの先生に執刀されるなんて耐えられない。ずっと高圧的な態度で委縮したまま治療を受けるのも嫌でした。命にかかわる病気だからこそ、しっかり納得のいく説明を聞いて、安心して任せたいと思える先生に、病院にお願いしたい。  今ならまだ何も始まっていないのだから、もう一度別の病院に紹介状を書いてもらい、病院を変わったほうが良いのではとも考えました。もしくは先生を変えてもらおうか。けれど科長から違う人に変えてもらったら気まずいのでは、などグルグルと考えていました。  そんな気持ちになりながら、どんよりした気分で次回の診察予約の票を見ました。すると、次回の診察の先生は、初診の先生と違う名前になっていました。わたしが変なことを言うから、担当を変えられちゃったのかなと想像しましたが、正直ほっとしました。けれどそれはそれで、次の先生がどんな先生か心配になってきました。
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