長期固定金利の住宅ローンに乗り換えるタイミングは?

金利上昇局面で変動金利を借りている人の対策として考えられることの一つは、長期固定金利の住宅ローンに借り換えることがあります。
長期の固定金利はすでに少しづつ金利上昇局面にありますが、まだまだ非常に低いレベルにあります。
忘れないでいただきたいのは、変動金利が上がる時には、長期の固定のローン金利も上昇していく可能性が高いと言うことです。ですから、乗り換えるのなら、できるだけ金利が低いうちがチャンスです。
長期の固定ローンはフラット35という35年ものが標準とされますが、フラット50という最長50年のローンを固定金利で組むこともできます。
借り換えの試算をしてみたけれど、どうしても払える自信がないという場合には、いま所有している不動産価格がいったいどのくらいの価値になっているかを調べてみることも大切だと思います。

幸い不動産価格はこの数年上昇しましたから、今なら売却してローンを返しおわれば、手元に驚くほど多くのお金が残る可能性もあります。
少し高めの価格で売りに出してみて、売れるのであれば、無理して高い金利になる住宅ローンを返すよりも、手頃な賃貸に引っ越ししてしまう方が生活が楽になるかもしれません。