“枯れたおじさん”と不倫する女性を、カッターで襲った「まさかの人物」。抵抗したら恐ろしい展開に
ついに対面してしまう、危険な女ふたり
「あんなに地味でなんてことない女なのに、キモい」とちふゆは、握りしめたスプーンでピラフをぐじゃぐじゃにしながら食べつつ思う。ちふゆは、ハルキが深愛に騙されていると感じ、「私が救い出してあげる」と誓う。愛する人を救いたいという気持ちは、ふたりとも同じなのだが、ふたりともどこかで何かがズレている。
深愛はとっさにハルキを抱きしめた
そんなことをハルキに話すと、ハルキも自分の心を打ち明ける。
「もう無理なんです、家も学校もこんなクソ田舎も」
ちふゆに「襲いかかった」と吹聴され、周りから四面楚歌になったハルキは、やりきれない思いを深愛にぶつけた。深愛はとっさにハルキを抱きしめ「大丈夫、大丈夫だから」とすべてを受け止めようとする。
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