不倫相手の息子に好かれてしまった女性の“とんでもない行動”。「うちに来ない?」と誘った意図は
父との関係を疑いながらも、深愛を憎めないハルキ
「今日、おかあさんがいないからうちに来ない?」
ハルキは深愛の不倫相手・夏生の息子である。ふたりがちふゆに襲われたあと、病院で息子を迎えにきた夏生と3人が顔を合わせたとき、ちふゆは言ったのだ。
「ハルキと彼女がどこかへ行っちゃおうかという話をしていて、私はそれはダメだよーって言ったの」と。夏生は、なぜ息子が深愛を知っているのか疑問に感じており、ハルキは父と深愛との関係を疑っている。自分が憧れに近い感情を持っている深愛が父の不倫相手だと信じたくはない、だが父に嫌悪感をもっても深愛を憎めないのは彼にとってはつらいところだろう。
不倫相手の息子を家に招いた深愛の目的は?
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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