
吉野家のから揚げは、肉厚で大ぶり感が特長。店内でひとつひとつ粉付けして揚げています
実は吉野家のから揚げは、牛丼に続く第二の看板商品として大人気になっています。その魅力は、大きさ。肉厚で大ぶりなサイズ感は、通常の外食・中食から揚げの約1.5倍で、食べた時の満足感は味わってみれば明らかです。
おいしさの秘密は、下味用として開発された生姜の効いた特製たれ。近年のから揚げブームを見ているとにんにくタレ系が多い中、吉野家の生姜風味は際立つ存在感があります。がっつり食べても食べ心地が爽やかで、ごはんにもお酒にも合いそうな絶妙な風味なのです。
また揚げ方もポイントに。店内でひとつひとつ粉付けをして高温揚げをしていることで、食感と味のバランスが絶妙です。とにかくここまで大きなから揚げを、上手に仕込んで揚げるのは、家庭では相当のテクニックが必要でしょう。

ツリーの形が安定しにくい場合は、楊枝を使えば解決します
から揚げツリーを作ってみて感じたのは、意外に簡単で、仕上がりのボリューム感が出るということ。組み立ての基本は、はじめにポテトサラダとサラダで土台を作り、から揚げを積み重ねて、隙間をブロッコリーで埋めるだけ。
から揚げが思うように安定しない場合は、付属の楊枝を活用すると良いそうですが、私は楊枝なしで大丈夫でした。仕上げに星型のお麩と散りばめて、皿のまわりにケチャップを絞れば完成。ツリーのてっぺんに飾り(ここでは私物を使用)を追加すれば、より華やかな仕上がりになるでしょう。

から揚げツリーは10分もあれば完成します。子どもや料理初心者でも組み立てやすいレベル