――美容整形に興味を持ち始めたのは、いつからですか?
ゆうり:社会人1年目の終わりくらいに、よく一緒に飲んでいた人たちが美容に興味があったり、整形したりしていて。その影響で興味を持つようになりました。
――なるほど。「幼少期からコンプレックスに感じていたので、絶対に整形してやる、と決めていました」という方もいますが、ゆうりさんはそうではなく?
ゆうり:そうですね。以前から、身長や鼻にコンプレックスはあったんですが、特に思い詰めたりしていたわけでなくて。「整形をしないと辛くて生きていけない」というよりは、「整形をした方が人生がより良くなるかな」という考えでした。
もちろん変えられるなら変えたかったですけどね。
――そうだったんですね。「変えられるなら変えたい」から、実行に移したのは、なにかきっかけがあったのでしょうか?
ゆうり:友達が鼻を整形したのですが、すごく綺麗だったんですよ。身近な人のそういう変化を見た時に「自分もやってみたいな」と思ったんです。

600万で手に入れた平均身長「損切りされなくなった」
――骨延長の手術を受けようと思ったのは、なぜなのでしょう。
ゆうり:顔の整形にある程度満足したときに「このまま身長が低いまま生きていくと後悔が残るな」と思ったんです。
――なるほど。これも「絶対に身長を高くしたい!」というわけではなかったんですね。
ゆうり:僕は減点方式で物事を考えるタイプで。
「目をもっと大きくしたいな」というような加点方式の考え方で整形をするのではなく、「ここが嫌だな」と感じるマイナス部分を平均値に持っていけるような整形をしたいなと考えています。そういう考えの中で、平均値に足りていないと感じたのが身長でした。

骨延長のため、アルメニアで半年間過ごしたゆうりさん
――「高身長はモテる」と言われることもありますが、身長が伸びたことで、そのような実感を得たことはありますか?
ゆうり:僕は骨延長で158cmから170cmになったので、高身長になった訳ではないんですよ。
けれど、今までのように「身長が低いから無理」と言われていたことがなくなって、単純にアプローチできる層は増えたのかなと思います。身長の部分で損切りされなくなったというか……。
――まさに“減点ポイント”が、なくなったんですね。
ゆうり:そうですね。「身長が低いね」と言われることがなくなったというだけでも、かなり大きな変化かなと。
――身長158cmのころと比べて変化したことはありますか?
ゆうり:振り返ってみると身長が低いことで「他の人より劣ってる」と思い込んでしまうこともありましたが、手術を受けてから自分よりも背が高い人しかいなくても悲しくなったりすることはなくなりました。
それから、外に出るのも億劫じゃなくなりましたね。
――なるほど。
ゆうり:それから高身長だねとは言われないものの、「スタイルいいですね」「顔小さいですね」と褒めてもらえることが多くて。
というのも、もともとのパーツの大きさで足だけ伸ばしたので、7頭身から8頭身くらいになったんですよね。それはすごく嬉しいことですね。