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大河で爪痕を残した俳優や、オネエ役で新境地開拓俳優も…2023年評価されるべき30代俳優5人!

新境地開拓で今後が気になる!三浦翔平

インパクトの強さから印象に残っているのが三浦翔平だ。三浦は夏季クールでドラマ「やわ男とカタ子」(テレビ東京)に主演、初の“オネェ”役に挑戦。弁護士でイケメンというハイスペックに加え、毒舌でおせっかいな濃い味のキャラクター・小柳を軽やかに演じてみせた。 整った顔立ちに、背も高く筋肉質な印象のある三浦にかかると、小柳は包容力と色気を湛えた存在に。安心感とドキドキの絶妙な両立は、若手にはそう簡単には出せない。三浦が美しく年を重ねていることを再確認する。手指の先などの細かい所作も美しく、優しい顔立ちに夏に着る涼しげなパステルカラーがよく似合っていた。新たな一面を見せてくれた三浦に、今後の出演作がますます楽しみになった。

なんでそんな魅力的なの?前田公輝の魔性

『セクシー田中さん』

画像:日本テレビ『セクシー田中さん』公式サイトより

今年ドラマでよく見かけたな、と思う俳優の1人に前田公輝がいる。思い出してみれば4月期の『ペンディングトレイン-8時23分、明日君と-』(TBS系)に始まり春から秋にかけてドラマ出演が続いている。 中でも魅力が爆発していたのは『セクシー田中さん』(日本テレビ系)だろう。前田はチャラい商社マン・小西を好演。ドラマ放送開始後に原作を読んで驚いたのは、コミックでは小西がTHE モブキャラとして描かれていこと。ところが前田が演じる小西はというと、チャラさの中に時折人間臭い部分が溢れ出し、この人はダメだよと女性陣は警鐘を鳴らしているはずなのに垣間見える笑顔と本音を信じてみたくなる。まさに魔性。小西をきっかけに前田沼にハマった人も多いのではないだろうか。24年1月に控えているドラマ『アイのない恋人たち』での演技にも期待が高まる。
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大河、野島作品で爪痕
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