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下積み時代のバイト漬けを明かした43歳俳優。当時から完成されていた“声の魅力”は最新作でも

ヴォイスタグ付けドラマとして

「ジャンヌの裁き」 で、その直後の場面。編集者から原稿催促の電話があり、疲れをあらわにする剛太郎を娘がちょっとした機転で励ます。娘に対して、「あ~りがと」と返すのだが、今回の玉木はどうも短いフレーズと「~」の伸ばしが特徴的。  ここで物語の発端。やや無理やりな展開ながら、剛太郎は検察審査会に選ばれ、会長の要職を任されてしまう。原稿の締切があるというのにこれは困った。でも公的な義務を果たさないわけにはいかない。  会長として何とか他メンバーをまとめようとし、事件概要を読み上げる。これでやっと長めの美声を聞くことができるのかと思えば、これがびっくりするくらいたどたどしい。やっぱり本作の玉木は、短いフレーズしかうまく発せられないみたい。  悩める少女漫画家の葛藤を声のふるえで伝え、表現しようとしているのは明らかだが、それ以上に声の俳優・玉木宏によるヴォイスタグ付けドラマとして楽しむことを筆者はおすすめする。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役 “イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。 X:@1895cu
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