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幻想的な“水草水槽”が静かなブーム。癒される女子たち…そのワケは?

 暑過ぎて、外に出かける気がしない。でも、できれば非日常的な体験をして癒されたい……。そんな女性たちに今、「水草水槽」が人気ってご存知でしたか?

「水草水槽」とは、水槽のなかで魚ではなく水草を飼育したり、水草のために魚を飼育したりする、文字通り、水草そのものが鑑賞のメインとなった水槽のこと。ここ1、2年で人気が高まってきており、去年は水草水槽をテーマにした本『すばらしきインドア大自然 水草水槽のせかい』(タナカカツキ著)も発売されているんだとか。

「水草水槽の魅力は、静かな水音に、揺れる葉、水滴、そして泡…。静かな動きに癒される人は、今、とても多いみたいですね。夜、ふらりと店にきて、何も買わずに水槽を眺めて帰る女性のお客さんも多いですよ」(都内熱帯魚店の店員さん)

 そんなに癒されるものなのでしょうか? そこで、水草水槽にハマっている女性にその魅力を聞いてきました。

大変だけど「水草」に愛着がわいてくる



 都内に住むA子さん(34歳)が、水草にハマり始めたのはおととし。30歳を過ぎて、生活に物足りなさを感じ始めたのがきっかけだったとか。

水草水槽

※写真はイメージです

「仕事でもプライベートでも何があったわけではないのですが、なんとなく日々の暮らしに物足りなさを感じるようになりまして。とはいえ、今さら異性を探して活動するとか、派手に遊ぶことにはそこまでのヤル気を出せなかったんです。

そこで、寂しさを埋めるために最初は動物を飼おうとしたのですが、一人暮らしできちんと世話をする自信もない。そんなときに、魚も入れない水草だけの“水草水槽”というものがあると知り、これだって思ったんです」

 A子さんは、熱帯魚屋さんに足を運ぶと、手ごろな水槽をゲットし、お店の人に教わりながら、土や水草も購入。ワンルームの部屋で楽しめる“水草アクアリウム”を完成させた。 (注・アクアリウムとは、水生生物の飼育設備のこと。水族館など大きな施設から個人的設備までの全体にまたがる概念である)

「アクアリウムを作るのは予想よりも大変でした。重い土を運ぶのも自分ですし、温度管理も必要ですから。だけど、手間がかかる分、どんどん愛着がわいてきて、今度はどういう草を買おうかとか、レイアウトをどうしようかとかを考えるのが楽しくなってきたんです」

 お世話をする対象が出来てから、A子さんの日常に“ハリ”のようなものができたという。

水草を鑑賞するため 水族館にも一人で出かける



 そんな“水草女子”たちの聖地ともいえる場所があるという。それが東京スカイツリータウンの中にあるすみだ水族館

すみだ水族館(公式サイト)

水草女子たちの聖地、すみだ水族館のアクアリウム

「ネイチャーアクアリウムの神様」と呼ばれている写真家の天野尚(たかし)さんの会社、アクアデザインアマノ(ADA)の作品が大きく展示されていて、何度も通いたくなる場所なのだとか。

 早速行ってみたところ、入り口にいきなりアマノ作品がどどんと置かれておりました。…そう、ここでは魚たちの水槽よりも先に水草水槽が登場するのです。「私たちのように魚ではなく、水草を見るためにすみだ水族館に行く女性も多いですから」というA子さんの言葉に納得です。

 見るまでは、「魚がいない水槽なんて飽きるのでは?」と思っていたのですが、まるでそんなことはなく、植物がそよそよと水にたゆたう様は、ずっと見ていたい感じでした。しかも、水槽ごとに素晴らしい世界観が作り上げられていて、感動するほど美しいのです。

 ちなみに、すみだ水族館の売店には、アクアリウムを始めたい人用に、ADAがプロデュースした「小さな水辺セット」が売られていました。これがあれば、「部屋の中で手軽に癒しの水辺を作る事が出来る」のだそう。このセット、夏休み期間中は販売する予定だったのですが、あまりにも人気が高かったために、販売終了予定期日を待たずして、売り切れてしまったのだとか。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=128483

 清涼感あふれる水草は、生活にアクセントがほしい女子心にぐっとくるものがあるのかもしれません。

⇒【YouTube】「アクアデザインアマノ」紹介ムービー http://youtu.be/JJUVlVSlW3Q


<TEXT・PHOTO/にらさわあきこ>
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【にらさわあきこ】
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛・美容などの分野で取材・執筆活動をおこなう。著書に、『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)『婚活の神様! 』 など。
●恋愛・婚活・キャリアカウンセリングの受付はこちらから⇒http://plaza.rakuten.co.jp/nirasawaakiko/diary/

にらさわあきこ
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛・美容などの分野で取材・執筆活動を行なう。著書に、『婚活難民』(光文社)、新しいつながり方を模索する男女のリアルな姿を描く「未婚当然時代~シングルたちの絆のゆくえ」(ポプラ社)。2015年4月から、「恋愛・婚活研究所」を主宰。幸せになりたい女性たちに向けたワークショップやセミナーなども定期開催している。 ●恋愛・婚活・キャリアカウンセリングの受付はこちらから http://ameblo.jp/nirasawa-akiko
水草水槽のせかい すばらしきインドア大自然

部屋に地球を飼ってるようなもんだ――本文より。大量の図版で紹介する水草水槽のディープな世界。




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