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彼の故郷で痛い目にあった32歳・都会育ちの女性。結婚を視野に入れるも、別れに至った“雪国の魔の手”

悩み

写真はイメージです(以下、同じ)

雪に慣れない地域に住んでいると、冬に雪国を訪れるとき、どんな格好で行けばよいのか戸惑ってしまいますよね。 伊藤かずみさん(仮名・32歳)は、年末年始の休暇を利用して、遠距離恋愛している彼のところに遊びに行って大変な目にあったそう。

豪雪地帯に住む彼に会いに

「彼とは東京で仕事をしているときに知り合ったのですが、家業を継ぐために昨年地元に帰ってしまったのです。わたしが結婚して彼の元に行くことも考えましたが、自分の仕事もあったのでそのまま遠距離恋愛で続けることにしました」 彼が住むのは日本海側の豪雪地帯。スキー以外の目的で、冬に訪れるのはなかなか厳しい環境なんだとか。 しかし、仕事で忙しい彼の貴重な休みということもあり、伊藤さんは会いにいくことにしたそうです。 ウインタースポーツなどもせず、雪国に馴染みのない伊藤さん。 彼にどんな服装がいいかを聞いてみると「関東よりも厚着で来れば大丈夫」とのこと。訪れるのは彼の地元だし、泊まるのは彼の家。彼の言うことを信じて旅立ったと言います。 「雪国とはいえ、彼の住む町は新幹線停車駅。街も整備されていて街歩きも大したことはないと聞いていたし、必要なものは現地で買えばいいかなとあまり深く考えていませんでした。それが大失敗の元でした」

まさかの「水浸し」の正体は?

いざ彼の住む街の駅に降り立った伊藤さん。 駅まで迎えに来てくれた彼と久々の再会を喜びながら、街の中心地へ。 広い駐車場に降り立った瞬間、伊藤さんは自分の服装が大失敗だったことに気づいてしまったそうです。 「駐車場で車から降りようとすると、なぜか雪が積もっておらず、路面がビチャビチャ。さすがにヒールは履いていきませんでしたが、普通のスニーカーで来てしまったので駐車場からお店に行くまでに靴の中がビチャビチャになりました」 驚いて彼に聞くと、この地域は雪の降る時期、地下水をポンプでくみ上げて道路に散水して雪を溶かすそう。厚着には気を使ったものの、足元までは想像できなかった伊藤さん。彼とのデートプランはいったんお預けし、靴を買いに行くことに。 とはいえ都会ほど店の数も多くなく、結局街のショッピングモールに入って靴を物色するも、気に入ったものに巡り合えません。
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住めば都とは言うが…
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