やはりもっとも気になるのは刃の切れ味や食材のおろしやすさ。構造的には素晴らしく文句のつけどころがないですが、肝心な切れ味が悪かったら元も子もありません。実際に使い心地を試してみます。

まずはおろし器。大根をすりおろしてみると、刃がないタイプにもかかわらず思っていたより力が要らず、あっという間にすり終わりました。

お次はパプリカをスライス。スライスできている手応えが一切なく、あれ、もしかして全くできていないのでは……? と不安になったものの、そんな感覚とは裏腹に手に握っているパプリカは確実に減っているという不思議な感覚に。
中フタを開けて確認してみると、スライスパプリカが量産されていてびっくり。こんなにも力が要らないとは……!

そこへツナ、塩、胡椒、酢、砂糖を投入して混ぜ合わせればマリネの完成。あっという間に一品出来上がりました。

千切りはキャベツでトライ。こちらは想像以上に細かくなりすぎてしまいましたが、フワフワの千切りキャベツが短時間で出来上がりました。キャベツはスライサーを通してボウルの中に入っていってくれなかった分が中フタの上に溜まってしまい、そこだけが難点。

最後にきゅうりを細切りにしていきます。スルスルときれいな細切りになるのが楽しくて、何本でもやりたい勢い。これまで細切りスライサーを使用したことがなかったので、
今までの包丁での作業は一体何だったんだ……と驚きで言葉を失うレベルでした。

きゅうりの細切りにはタコ、南高梅、大葉、すりごま、オリーブオイルを加えて和えました。我が家の定番メニューが驚きのスピードで完成!