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セックスレスだけど子供がほしい…「結婚してから同じ布団で寝てません」妻と夫それぞれの苦しみ<漫画>

夫には夫の苦しみがある

“子供がほしい、だからセックスして”。正論ですし、実にストレートな意思表示です。女性はいつでも妊娠できるわけではなく、タイムリミットもあります。 排卵日=セックスする日と決めて取り組む、それもまたいいでしょう。とはいえ、気合を入れて挑む女性に反して、委縮(いしゅく)してしまう男性が多いというのも、妊活ではよく聞く話です。 夫は、ぬーみんさんが思うよりずっとデリケート。セックスが義務になってしまうと、人格まで否定された気分になる、というのはあながち大げさでもないのです。 「子供がほしいという妻の欲望を叶えるだけの道具?」そんな風に苦しむ夫を、ぬーみんさんは知ることができるのでしょうか。 幾多の苦難を乗り越えて、ぬーみんさんが選んだ道に、涙せずにはいられません。セックスは大切ですが、セックスの向こう側にある大切さに、本書は気づかせてくれるのです。 <文/森美樹>
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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