あなたには「あの時なんであんなことを言っちゃったんだろう？」と後悔してしまった経験はありませんか？ 今回は、そんな悔やんでも悔やみ切れない一言がある女性のエピソードをご紹介しましょう。 広崎綾音さん（仮名・29歳／契約社員）は、昨年から晴彦さん（仮名・32歳／会社員）と結婚前提の同棲生活を始めました。 「本当はもう晴彦からプロポーズはされていて、すぐ結婚してしまってもよかったのですが『ちょっと待って。1年くらい一緒に暮らしてみて、それでも仲良くやっていけそうだったらにしよう』と私が提案したんです」 実は綾音さんの同級生の中ですでに離婚した女性が2人いて、彼女達の大変そうな姿を見て「自分は慎重にいこう」と思ったのだそう。 「そうは言っても晴彦とはとても仲良くやっているので、本当に念のためという感じで同棲開始したんですが（笑）。不満はほとんどなくて、強いて言うならファッションセンスがまるでないところぐらいでした」 初めてそのことを本人に伝えた時はショックを受けているようでしたが、それをきっかけに晴彦さんは綾音さんのセンスに頼るようになり、服選びから日々のコーディネートまで全てを任されるようになりました。 「晴彦が優しいからってつい『本当はおしゃれな男性が好きなんだけど』とかはっきり言っちゃって申し訳なかったなと思いましたが、結果的に私好みの服を着てくれるようになりラッキーって感じでしたね」 そして晴彦さんに身を委ねてもらっている感じが嬉しくて、綾音さんは幸せを感じていたそう。 「ですがそんなある日、晴彦が自分で服を買ってきたんですよ。しかもそれが古着のスウェットやジーンズで『俺はアメカジに目覚めたから！ 綾音もおしゃれな男性が好きって言っていたし、これからはちゃんと関心持つから』と宣言されてしまい困ったなと気が重くなりました」