おしゃれに無関心だった彼氏が、いきなり古着に数十万円! そして彼女に突きつけた“残酷な現実”とは
アメカジにハマった本当の理由
すると晴彦さんも、実は綾音さんに頭ごなしにダサいと決めつけられたことに傷ついていたそう。
「激しいケンカになったりはしなかったのですが、私たちの心はすれ違ったまま、修正できないところまできていました。お互いに無理していると感じたので、いったん距離を置くことに決め、私が部屋から出て行ったんです」
そしてそれから3ヶ月後に、晴彦さんから「好きな人ができたからちゃんと別れてほしい」と連絡がきました。
「薄々気がついていました。晴彦のインスタにアメカジ仲間の男女数人でバーベキューや海に行った時の写真が何枚もアップされていたのですが、若くて可愛い全身アメカジコーデ女子がいつも晴彦の近くで微笑んでいたので、きっとあの子だろうなと胸が苦しくなりましたね」
綾音さんは「きっと晴彦は、私としっかり別れて彼女に正式にお付き合いを申し込もうと覚悟を決めたんだろうな」と感じたので、別れることを了承したそう。
「正直まだ未練はありますが、もう晴彦をつなぎ止めておく自信もないですし、彼を解放してあげることが、私にできる唯一の優しさかなと思ったんですよね」
綾音さんの後悔
この連載の前回記事


