Love

おしゃれに無関心だった彼氏が、いきなり古着に数十万円! そして彼女に突きつけた“残酷な現実”とは

アメカジにハマった本当の理由

BBQすると晴彦さんも、実は綾音さんに頭ごなしにダサいと決めつけられたことに傷ついていたそう。 「激しいケンカになったりはしなかったのですが、私たちの心はすれ違ったまま、修正できないところまできていました。お互いに無理していると感じたので、いったん距離を置くことに決め、私が部屋から出て行ったんです」 そしてそれから3ヶ月後に、晴彦さんから「好きな人ができたからちゃんと別れてほしい」と連絡がきました。 「薄々気がついていました。晴彦のインスタにアメカジ仲間の男女数人でバーベキューや海に行った時の写真が何枚もアップされていたのですが、若くて可愛い全身アメカジコーデ女子がいつも晴彦の近くで微笑んでいたので、きっとあの子だろうなと胸が苦しくなりましたね」 綾音さんは「きっと晴彦は、私としっかり別れて彼女に正式にお付き合いを申し込もうと覚悟を決めたんだろうな」と感じたので、別れることを了承したそう。 「正直まだ未練はありますが、もう晴彦をつなぎ止めておく自信もないですし、彼を解放してあげることが、私にできる唯一の優しさかなと思ったんですよね」

綾音さんの後悔

綾音さんは、晴彦さんの服装に口を出し「本当はおしゃれな男性が好き」と、相手を侮辱するような発言をしたことを悔やんでいます。 「ただお互いに好きな服装で過ごせばいいだけのことだったのに、私が自分の見栄のために晴彦を強引にコントロールしようとしたんです。その歪みが招いた結果だと思っています。 今思えばいつも優しくて仲良くしてくれた晴彦にもっと感謝をして尊重してあげたかったな……。ただそれだけですね」とため息をつく綾音さんなのでした。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ