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生後1ヶ月でカラスと戦っていたところを保護された子猫。数年後のたくましい姿と“家族の絆”

タイショーくんにも変化が……

タイショーくん 脱走事件後、タイショーくんの大切さを痛感し、関わり方を見直した飼い主さん家族。すると、その気持ちが伝わったのか、タイショーくんに不思議な変化が。 「話しかけると、ゆっくりまばたきしながら『にゃにゃにゃっ』と返事をするようになりました」

脱走事件を経て深まった“家族の絆”

タイショーくん

適度な距離を保ってくつろぐ、オジサン(左)

 相変わらず先住猫とは距離があるものの、体調を崩すことはなくなったそう。オジサン(男の子)という同居猫ちゃんとタイショーくんの間には絆のようなものが見える瞬間もあります。 「オジサンはタイショーに何かと優しくて、ちょっかいをかけられたり、ご飯を横取りされたりしても好き放題にさせています」  なかなかタイミングよく撮影できないけれど、顔と同じ白黒模様がある上あご(口の中)もかわいい。そして、呼び鈴が鳴ると、必ず玄関までダッシュする姿が面白い。誰かを待っているのか、それとも脱走を企んでいるのか……。 タイショーくん そう語る飼い主さんはタイショーくんを「仲間」のような存在だと感じています。 「毎晩、晩酌のお供をしてくれます。刺身や焼き魚が欲しいだけだとは思うのですが(笑)」  ハプニングを経て、ゆっくりと家族に溶け込んだタイショーくん。そのニャン生にこれからも多くの笑顔が溢れますように。 <取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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