ところで、少年漫画として1994年に始まった『名探偵コナン』に、こんなに熱い女性ファンが多いことを、今回初めて知った人もいるのではないでしょうか。不倫相手のA子さんは、安室透をメインキャラクターにした劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018)を45回観たとのこと。100回観る人もいる世界だといいます。
2019年に
オリコンが行った調査によると、「名探偵コナン」を「好き/とても好き」と答えた人の75%は女性でした(オリコンリサーチモニター、10~40代の男女1866名が対象)。なぜ熱狂的な女性ファンが多いのでしょうか?
「実際、大人の観客が増えたと感じます。女性ファンが多いのは、イケメンキャラが増えたからじゃないでしょうか。ここ10~15年ほど、作中でイケメンキャラ(降谷零、赤井秀一、松田陣平など)の登場や深堀りが多くなったんです。
これはコナンに限らず、他の少年漫画でも感じます。“オタク=恥ずかしい”という時代が終わって、女性もオタク人口が増えるとともに、調子に乗るオタクも増えた。推しとお近づきになって承認欲求を満たそうというファンも多いのです」(X子さん)
妊娠、中絶、暴力となれば、“ただの不倫”ではすまない今回の事件。女性ファンたちの動揺は続きそうです。
<文/女子SPA!編集部>