「子持ち様…」「繁忙期に休む人なんていないよね?」ママ社員に嫌味タラタラのお局が“大反省”したワケ
会社側は“ママ社員にやさしい職場”をPR
そんなヒデ子さんの気持ちとは裏腹に、会社はママ社員たちにやさしい職場をPRした求人を打ち出すようになります。子どもが熱を出したときや学校行事などに寛容な会社だと強調していましたが、内情は違いました。
「子どものいない社員が残業や無理をして、仕事を終わらせるという状況が続いていました。そのため、『彼氏ができた』とか『結婚の話も出ている』と聞くと、結構大変なプロジェクトのリーダーに指名したりして、社員と彼氏が別れることを祈ったほどです」
ついに自分がママ社員側に
けれど、期待もせずにはじめたマッチングアプリで日常に変化が訪れます。アプリで知り合った男性は、仕事が忙しいヒデ子さんにご飯やお弁当を作ってくれたり、マッサージで癒してくれたりと、とにかくやさしく接してくれる人でした。
「気がつけば心もカラダも許せる人になっていて、知り合って3か月ほどで妊娠。それを知った彼は、プロポーズしてくれました。すごく嬉しかったのですが、今後、職場の人たちからどんな反応や対応をされるのかと思うと不安しかなかったです」


