1:たまご

たまごはビタミンCと食物繊維以外はバランスよく摂取できる完全栄養食とされています。良質なタンパク質に脂質、ビタミン、ミネラルも豊富です。
それに加えて、目に大切な成分であるルテインとゼアキサンチンも含まれています。これらは脂溶性なので、卵黄の脂質と共に体内に吸収されやすいのも特徴です。
2:緑黄色野菜

緑黄色野菜の中でも、濃い緑色の野菜は眼病予防のために推奨されています。ケールは「緑黄色野菜の王様」と呼ばれるほどに栄養価が高く、ルテインも豊富に含まれています。他にもほうれん草やブロッコリーなどもルテインが多いです。また、ビタミンAの元となるβカロテンや、ビタミンC、Eが多いことにも注目です。
緑黄色野菜サラダにたまごを加えることで、ルテインの吸収率が3~8倍にアップします。
3:柑橘類、キウイフルーツ

オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類はビタミンCとEが大量に含まれています。フルーツの中でもキウイはビタミンCの含有量がトップレベルで、ルテインも含まれます。キウイのルテインは野菜から摂るよりも吸収率が3倍程度高いとされています。
ビタミンCとEはそれぞれ抗酸化作用がある他、皮膚や粘膜の新陳代謝を促したり、神経保護や血行促進に作用します。
4:クコの実(ゴジベリー)

聞き慣れない実の名前かと思いますが、杏仁豆腐の上に載っているあの赤い実です。中国では視力回復のための薬用食材として用いられ、2000年以上の歴史があります。ルテイン、ゼアキサンチンの含有量が非常に多く、体内にも吸収されやすいとされています。
各種ビタミンに加えて、ポリフェノール、ベタイン、鉄なども含まれており、天然のサプリメントとも言えます。
5:さつまいも

食物繊維が多く含まれ、血糖値の上がりにくい低GI食品であり、良質な炭水化物として重宝するのがさつまいもです。
濃い黄色はβカロテンが含まれている証拠であり、安納いもはにんじんに匹敵するほどβカロテンが豊富です。ビタミンCとEが豊富なのも良いところ。