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佳子様、一般人のクローゼットには収まりきらない服の数?!ギリシャは連日違う衣装・出勤は黒オフィスカジュアル

「醍醐味なんですね」ポジティブさと等身大のお言葉が魅力

ギリシャ パルテノン神殿

写真はイメージです

 サケラロプル大統領を表敬訪問された時の、上品な黄色の着物姿も評判でした。首相夫妻とも懇談された時、首相夫人がジャケットにパンツというカジュアルなスタイルだったのが気になりましたが……。  パナシナイコ競技場や柔道クラブをご視察された時は、ピンクのジャケットと靴に紺のレースのワンピースを合わせられました。鮮やかな色の効果か、佳子様と歓談した柔道選手は現地のメディアに「ポジティブなエネルギーを発していました」と、コメント。  佳子様の魅力といえば生まれながらのポジティブさと、等身大のお言葉。自分を盛ることも知性をアピールしてマウントをおとりになることもありません。  例えば、世界遺産のパルテノン神殿をご視察されたときは、絶景をご覧になり「きれいによく見えますね」と素直な感動を表現。パルテノン神殿について、毎年新しい発見があるという話を聞かれると「それが醍醐味(だいごみ)なんですね」とおっしゃいました。  相手の気持ちになった返答にコミュ力の高さを感じます。学術的な話よりも、共感することに重きを置かれています。

「ギリシャをすごく感じながら過ごしたい」本質的な海外旅行の醍醐味が

 修道院でも「こういうあたたかな気持ちになるので、信者の方がお集まりになるのですね」と、ご感想をお話しされました。  また、こちらの修道院では伝統的な装束の女性たちからフラワーシャワーで歓迎されたのですが、「とてもきれいな花だったのですが、なんという花なんですか?」と素朴なご質問が。 「バラです」という答えで、画面ごしにも一見してバラの花びらだったのですが、皇族の方はおそらくもっと珍しい牡丹(ぼたん)や芍薬(しゃくやく)などを見慣れているので、バラの方が馴染みが薄いのでしょうか。  後半、記者から今回の旅について聞かれると「このあと2日間も引き続きギリシャをすごく感じながら過ごしたいと思います」と、笑顔で答えられました。その国をただ感じる、という、本質的な海外旅行の醍醐味が現れています。
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華麗な日替わりファッションと率直で自然体の話術
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