Tさんの顔の比率を分析すると理想の比率に対して「目は遠心、まぶた広め、輪郭は面長」。つまりメイクをする時は、「
目を近づける、まぶたを狭める、輪郭の幅を出す」と特徴の逆に向かってメイクをすればいいわけです。

講座当日、アイメイクを変えただけで激変したTさん
ここでは、シャドウ+アイライン+マスカラで「目を近づける」方法を解説しましょう。
基本的に、目頭を内側に広げ、目を寄せて見えるようにメイクすればよいのです。

キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ22を使ってやってみましょう
①アイシャドウのベージュ系(a)をアイホールに。ピンクやオレンジ系(b)を、目頭は内側へ、目尻は目幅どおりに。ブラウン(c)を目のきわに。

※写真の目はTさんとは別の人です。『骨格補正メイク 顔の比率を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社)より(以下同)
②黒のジェルペンシルで黒目の外側~目頭までまつ毛のきわに入れる。
ブラウンのジェルペンシルで目頭のくの字部分をなぞる。やりすぎるとギャルっぽくなるので、自然に影をつける程度のくの字に。
アイシャドウのブラウン(C)で目頭を内側にのばして「切開ライン」を入れ、目頭を寄せる。

③マスカラはまつ毛全体につけたあと、目頭を内側に長くのばす。

<使ったアイテムはプチプラばかり>
・アイシャドウ:キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ22
・アイライナー:ケイト レアフィットジェルペンシルBK-1、BR-1
・マスカラ:デジャヴュ ラッシュノックアウト エクストラボリュームE ブラック
また、輪郭の補正については、メイクよりヘアスタイルで簡単に解決します。
有るものを無く見せるのは至難の業なので、無いものを有るように見せる方が簡単です。たとえば面長さんはどうやって横幅を出すか、逆に丸顔さんはどうやって縦幅を出すか……という方向で考えれば、似合うヘアスタイルが明確になります。
Tさんの場合は、サイドをふわっとセットできるように髪を少し伸ばしてもらいました。

ゴールを“可愛い系の女子アナ”に設定。ファッションも変えようと、買い物同行しました