
そんなある日、いつものようにホテルで会った大介さんは「見せたいものがある」とカバンをゴソゴソ。出てきたのは、署名入りの離婚届でした。
「びっくりしました。本当に離婚してしまうんだ……と。慰謝料を取られるのは嫌だから不倫のことは言わず、性格不一致で押し切ったと言っていました」
大きな決断を下した大介さんは「もともと壊れていた関係だったから、けじめをつけられてよかった。あきちゃんも早く離婚話してきなよ」と、スッキリした顔で言ってきたそう。あきこさんはその時初めて、1組の夫婦を壊してしまったことに罪悪感を抱きました。

「私は本当に離婚する気なんてないので、今はどうやって彼の気持ちを変えさせようか悩んでいます」
そう話すあきこさんは、大介さんからの「早く離婚して」という催促が止まない日常に辟易しているのだとか。デキ心での不倫から、ピンチに陥ったあきこさん。彼女は自分が犯した過ちに、どう責任を取るのでしょうか。
<取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:
@yunc24291