そしてお待たせいたしました。「痩せるおすすめ商品10選」最後にご紹介するのは、サーモンです!

サーモンとダイエットって、イメージ的にはピンとこないかもしれませんが、実は、ダイエットに超オススメな魚なんです。
先ほどサバでもお伝えしたように、そもそも魚の脂というのはダイエットをサポートしてくれる『オメガ3』という代謝アップに効果的な脂です。
それ以外にも、脳を活性化させる効果、美肌効果、うつ症状の改善効果など、健康面でも嬉しい作用を持っているといわれています。
そして、サーモンに特徴的な栄養素が、あの鮮やかなオレンジ色の元にもなっている『アスタキサンチン』という成分です。これは、にんじんの『βカロチン』・トマトの『リコピン』と同じ『カロテノイド』と呼ばれる天然の色素成分のひとつです。
このアスタキサンチン、実はただの「色素成分」というだけではないんです。というのも、『抗酸化力』が抜群に高く、強力に酸化を防いでくれるんです。
「酸化」とは、体内で発生する活性酸素が体の細胞を傷つけることで、この「酸化」が進んでいくと、肩こりや慢性疲労、肌荒れ、高血圧、代謝の低下などの老化現象を引き起こし、ひいては病気にまでつながってしまうんです。
そのため、酸化を防ぐ「抗酸化力が高い食べ物」というのは、ダイエット・美容・健康の全てにおいてメリットになるんです。
ちなみに、このアスタキサンチンの抗酸化力は、トマトのリコピンの約1.6倍・βカロチンの約5倍も高いと言われています。
加えて、サーモンは高タンパク。なので、代謝の維持に欠かせない筋肉やダイエットホルモンの材料にもなってくれます。
美味しく食べるだけで、若さを保ちながら健康にもなれるなんて、最高ですよね。ただ、どんな食材にも言えることですが、いくら体に良い食材とはいえ、食べ過ぎは 『カロリー過多』や『代謝の負担』となり、逆にダイエットに悪影響となるリスクがあります。
サーモンの具体的な適量はどのくらいなのか? と言うと、1食につき100g程度を目安としてください。
これは、先ほどご紹介した塩さばや鶏むね肉も同じと考えていただいて大丈夫です。
なぜなら、一般的な成人女性に必要なタンパク質量は、1食につき20g程度だと言われていて、魚介類やお肉だと種類や部位によって多少の差異はありますが、100gでちょうどタンパク質量20g程度となるからです。
見た目の量としては、片手のひら1枚分程度で大体100gとなるので、毎食のタンパク質の目安量として覚えておくと、わざわざグラムを測らなくても良いので便利ですよ。