「医師とドロドロ不倫の看護師コーデ」で人気女性誌が炎上。ゾンビや日本沈没で話題の着回し特集がスベったワケ
炎上の背景に、話題になるための奇抜なストーリー作りか?
こうした奇抜な企画は『CLASSY.』読者以外にもSNS等でたびたび話題になり、多くの人が同誌を知るきっかけとなったため、プロモーションに貢献してきたことでしょう。今回のオペ看護師のドロドロ不倫企画も、これまでのように話題となる奇抜なネタを仕掛けたい思いが募り過ぎた結果、悪ノリに走り過ぎたことが原因のように見受けられます。 洋服が売れなくなり、雑誌も売れなくなり…と、厳しい岐路に立たされているファッション業界と出版業界。本来の目的である、洋服やファッションコーデの魅力を伝えるためではなく、ネタで話題になり、ストーリーを読ませることを先行しすぎたために今回の炎上が起きたのではないでしょうか。 ただ、女性誌は洋服だけでなく恋愛や生き方全般にまで関わってくる指南書のような存在であることに存在価値はあるはずです。今回の炎上は女性の地位向上や女性差別をなくすために設定された「国際女性デー」の3月8日とも日付が近かったことから、特に女性たちから関心が寄せられたのかもしれません。 そうした社会トレンドを読み取る力も今回は特に欠けていたのではないでしょうか。
不倫調査の探偵着回しコーデもすでに実施
どうしても「不倫」というキーワードで話題になりたかったのであれば、たとえば「不倫を調査する探偵コーデ」でもいいのでは?と思ったら、2024年11月号ですでに同誌では「浮気男を徹底調査! 今どき探偵女子の10月着回しDiary」を特集していました。この特集でも、くしくも主人公はトラウデン直美さん。 こうなるとすでに同誌の着回しコーデもネタ切れになっているのでしょう。今後は特定の職業を侮蔑したり不倫を面白がって肯定したりする内容ではないネタで、その企画力を発揮してほしいところです。 <文/エタノール純子>9/28(土)発売のCLASSY.11月号の着回しDiaryは、今どき探偵女子が主人公!
— CLASSY.編集部 (@classy_online) September 28, 2024
華麗な着回しで尾行に繰り出します👓🔍
探偵事務所への依頼は、浮気・不倫調査が7割なんだそう。探偵社に取材した浮気調査のリアルも必見🕵️♀️
今田美桜さんの表紙が目印です🌸
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