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ホラー映画を愛する松本穂香「音響も怖い、色調も怖い、画角も怖い」あまりの恐怖に思わず笑った怪作

正体がわからないからこそ不気味で恐怖

ロングレックス 何を考えているか終始わからない演技。本気で涙を流し、心の底から喜ぶ姿が恐ろしくてたまりませんでした。役の目的が見えない芝居はあんなにも不気味なんだと、同時にとても勉強になりました。  鑑賞後も、「あの場面って結局?」「あのセリフの意味って何だったんだろう?」と、たくさんの疑問を残していく映画でした。正体がわからないからこそ、不気味であり、恐怖に繋がるのがホラーの面白さだなと、改めて思わせてくれる映画でした。  あ〜〜、もう一回映画館でちゃんと観たい! ひとりで観る勇気はないので、公開までにホラー好きの友達を作って観にいきます! 皆さまも映画館でぜひ! ●『ロングレッグス』 配給/松竹 公開中 ⓒMMXXIII C2 Motion Picture Group, LLC. All Rights Reserved. 【他の記事を読む】⇒「松本穂香の銀幕ロンリーガール」の一覧はこちら <文/松本穂香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
松本穂香
1997年2月5日生まれ。大阪府出身。2015年『風に立つライオン』で長編映画デビュー。2017年連続テレビ小説『ひよっこ』に出演して注目を集め、2018年にはTBS日曜劇場『この世界の片隅に』で主演に抜擢。2023年、映画『“それ”がいる森』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。2024年10月期月9ドラマ『嘘解きレトリック』では鈴鹿央士とともにW主演を務めた
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