友井さんによると、「何を着るかより、本人が似合うものを知り自分に似合う服を着ることが重要になってきている」そうです。色や体型、骨格によって、似合う色や服は変わってきます。
婚活で着ている人が多いけれど、似合っていないと危険なものは、「マーメイドスカートとレース素材」だといいます。

画像:WEAR
「マーメイドスカートは数年前から人気です。デートや合コンでマーメイドシルエットのスカートを履く方が増えました。ですが、
マーメイドスカートをはくことでお尻や太ももの肉感が出すぎて太って見える方の場合、婚活では逆効果です。ムチムチが目立ちすぎるなら、自分には似合っていないと思いましょう」
同じく流行っているレース素材のスカートも「
淡い色のレース素材は、似合っていないと肌着っぽく見えてしまいます」とのことで、色選びを含めて要注意です。
近年、パーソナルカラー診断や骨格診断が人気です。自分の似合うものを知る人が増えてきたことで、“これを着ていれば間違いないだろう”という視点で買い物をする人が比較的ダサく見えるようになりました。
かつて婚活向きだったブランドが、全然別ものになるケース
アパレルデザイナーでもある友井さんに、おすすめの洋服ブランドについても聞いてみました。
「アパレルブランドは、デザイナーの年齢とともにターゲット層も年齢が上がり、かつては20代向けのデート服を展開していたブランドが、次第にトレンド感の薄れたスタイルへと変化することがあります。その結果、
婚活世代より年上の仲人が『良い』と思って勧める服が、実際にはデートに不向きで垢抜けない印象を与えるケースも。
また、清潔感やフェミニンといったファッションの定義も数年で変わるため、婚活の場で指定される服装が時代遅れになっていることも少なくありません。昔の『フェミニン』と現代の『フェミニン』を混同しないよう、流行の変化を意識しながらファッションを選びましょう」
例えば昔ならフェミニンアイテムだったシフォン素材ブラウスは、今はオフィスカジュアルなアイテムになり特に華やかなアイテムではなくなりました。清潔感が変化した例では、昔はビジネスシーンでヒゲが生えていると「清潔感がない」と言われかねませんでしたが、今はおしゃれに整えていればビジネスシーンで必ずしもヒゲがNGということはないでしょう。