女性向け風俗に行って「夫に優しくなれた」女性も。男性用風俗との“決定的な違い”を人気セラピストが語る<インタビュー>
女風の裏方“内勤さん”はかなり頼れる味方
ミツル:今回、ドラマの主役にもなっている内勤さん(女風の裏方)に電話で聞いてみるといいかもしれませんよ。外見だけじゃなくて、明るいタイプがいいとか、明るすぎると落ち着かないので物静かな人がいいとか。内勤さんはセラピストの性格もわかっていると思うので、そうやって細かく要望を出せばうまくマッチングしてくれるはず。
ヤチナツ:そうですね。接客のプロなので不快な思いをすることはないと思うけど、あとは相性がありますよね、やっぱり。そこは人間同士なので。
性的なサービスに求めるものが男女で違う
ミツル:僕らは女性を心身ともに気持ちよくさせるのが仕事です。だからどんな人であっても80点はもらえるスキルをもっているという自信がある。あとの20点は何かというと相性だったり、感情表現だったりお互いの気持ちだったりするんじゃないかなと思いますね。
ヤチナツ:ミツルさんが癒やされたいと思うことはないんですか。
ミツル:最近、僕も心がすり減っているので(笑)、癒やされたいと思うことがよくあります。でも考えたら、お客さんに癒やされることも多々あるんです。前はとにかくお客さんを満足させなければいけないとガチガチにがんばっていたんです。もちろん、今もそれはベースにありますけど、常に自分の感情を排除して仕事をしているからか、ひどくドライになっている自分に気づくんです。
だからたまに僕がお客さんに弱みを見せたり甘えたりすることもある。甘えさせてくれるお客さんというのがいるんですよ、何度も会っていると。そこはもう少し柔軟になってもいいんだろうと思うようになりました。
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亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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