不倫の代償に“風俗で働くはめになった” 30代女性。まさかのてん末に「私は情報弱者でした」と猛反省
パソコンやスマホを開けば、さまざまな情報が飛び込んでくる便利な時代になりました。
けれど、「自分でよく考えたり調べたりせず、タイミングよく目にした情報ばかりに頼っていると、私のように情報弱者になって大変な思いをするかもしれません」と語るのは、宮西日和さん(仮名・30代)です。
小さな飲食店を経営していた日和さんは、よく食事に来てくれる30代の男性・慎二さん(仮名)と親しくなり、夫にはない強引さと自分を求めてくるガツガツ感にドはまりしてしまったそう。気前もよく、日和さんへのプレゼントを持って来店することもありました。
「夫とは正反対のグイグイ引っ張ってくれる男らしさにビビっときたんです。気持ちが止められないというか、久しぶりに学生の頃に戻ったようでした。最初は私の経営する店の中でだけ会う関係。ほかのお客さんがいなくなったら世間話をするような仲でした」
2人の距離はあっという間に縮まり、4か月が過ぎる頃には外で会うようになって大人の関係にまで発展。慎二さんの態度が横柄になってきたのはその頃ぐらいからでした。
「財布を忘れた」「まとめて支払う」などと言い、日和さんの店でもツケをするようになります。
「そこで気づけばよかったのですが、恋は盲目。店のランチタイムやディナータイムが終わったあとにデートを重ね、『いつか2人で暮らしたい』などと将来の話までするようになっていました。そのようなタイミングで、次々と慎二に不幸が降りかかったのです」
慎二さんは、「下請けの会社が倒産して、経営している会社が大変」などと相談をしてきますが、「お金を貸してほしい」とは絶対に言わなかったそうです。そんな姿をみて、日和さんは「助けたい」と思ってしまったのだとか。夫に内緒で貯金を切り崩し、慎二さんに渡しました。
「それまでの羽振りのよさ、そしてたくさんプレゼントをしてくれたことなどから、心のどこかに『すぐに返してもらえるだろう』という自信のようなものがあったのです。でも、一度お金を貸したあとは『追加でお金を振り込まないといけなくなった』など、ズルズルと続きました」

画像はイメージです(以下同)
夫とは正反対のお客さんにビビっときて不倫関係に

「会社が大変」という彼のため、貯金を切り崩す
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