“良い妻”を目指すことの思わぬ落とし穴。38歳女性が「前よりずっとラクになった」ワケとは
恋愛・婚活アドバイザーのこめだゆきです。これまで4000名以上の女性をサポートしてきました。
かつてはネガティブで彼への依存が激しい「ブス彼女」だった筆者。自分と向き合うことで「人は変われる」を自ら体感してきた経験から、誰も教えてくれない「幸せな結婚を叶えるために重要なこと」を、相談事例を通してお伝えします。
「いい妻であろうとするあまり、自分をすり減らしてしまう」ーーそんな声を本当によく聞きます。今回ご紹介するのは、結婚2年目の茜さん(仮名・38歳)のエピソードです。
彼女は平日はバリバリ仕事をこなしながら家のこともきっちりやりたい! と料理も掃除も全力で頑張ってきました。でも、ある日ふと、こんな気持ちが湧いてきたのです。
「なんで、わたしばっかり家事してるんだろう?」
茜さんは、こう話してくれました。
「母が手を抜くタイプだったので、自分はそうなりたくなくて。共働きでも“ちゃんとした妻”でいたかったんです」
でもよく聞いてみると、彼女の頑張りの裏には、“MGG”(無理・我慢・頑張る)が潜んでいました。
◆健康と節約のために、週末に作り置きをしていた
◆家が汚いのがイヤで、平日の夜は毎日クイックルワイパー
◆でも夫は「気にならないよ」と、ほぼ手伝わない
夫から「もっと気楽にいこうよ」と言われて、“自分の努力を否定された”ようで腹が立った、とも言っていました。
そんな茜さんに、わたしはこう問いかけました。
「茜さん、それって本当に“心地いい”からやってる? それとも、“良い妻”でいようと、MGG(無理・我慢・頑張る)してない?」
MGGは、無意識でやってしまうからやっかいなのです。「当たり前」にしてることの中に、違和感は潜んでいます。
ここから、「MGGを手放す3ステップ」を解説します。
ノートに「今わたし、どう感じてる?」と書き出してみましょう。もし「わからない」と思ったら、それすら書いてみる。頭だけで考えるのではなく、手を動かすことがポイントです。
「ちゃんとした妻」でいたかった

画像はイメージです(以下同)
Step1:自分の感情を書き出す(まずは気付く)
ここから、「MGGを手放す3ステップ」を解説します。
ノートに「今わたし、どう感じてる?」と書き出してみましょう。もし「わからない」と思ったら、それすら書いてみる。頭だけで考えるのではなく、手を動かすことがポイントです。



