新婚当時より月々10万円以上も節約できる日々が数年続いていたある日、夫が忘れていったスマホにLINEが届きます。スマホはロックされていましたが、メッセージの一行目だけは表示されていて、そこには「今度いつ会える?」というメッセージにハートの絵文字……。

「夜の営みこそしばらくありませんでしたが、夫のことを信じていたこともあり、そのメッセージを見つけたときには全身の血が逆流していくような感じでした。不倫を確信して調べてみると、
相手は元キャバ嬢。夫が自ら採用し、秘書的存在として働く女性でした」
真弓さんは「社員数人の小さな会社に専属秘書は不要だし、不倫相手を雇ったのはあきらかに公私混同。2人で遊び惚けているのでは?」と考え、夫が管理していた節約用の通帳を確認します。すると予想通り残高は0円。すぐに夫を問い詰めました。
「夫は悪びれる様子もなく、不倫相手にお金を注ぎ込んでいることを暴露。驚くことに、すっからかんになっている自分の預金通帳まで見せてきたのです。それだけではありません。夫は私に『見たければ、見ろ』と、自分のスマホに保存してある写真まで見せてきました」

そこに映っていたのは、ブランドもののバッグや洋服に身を包み、ときには豪華な料理を前に微笑む不倫相手の女性。再び夫を問い詰めても謝罪どころか、「
お前が節約節約と口うるさく言うからだろ!」「
ケチ臭くて女としてみれなくなったんだ!」と完全に開き直ります。