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“節約のせいで離婚した”夫婦の残念すぎるてん末。「全身の血が逆流」妻の怒りの原因は

 自分以外の誰かと同じ目標に向かって突き進むことは励みにもなりますが、最後までいっしょに走り続けるのは、なかなか大変なことかもしれません。小柳真弓さん(仮名・30代後半)は、まさにそんな体験をしたひとりです。

会社経営者で浪費家の彼。結婚相手としては不安も

レストラン

画像はイメージです(以下同)

 真弓さんの夫・隆志さん(仮名・40代)は、小さいながらもある程度の売り上げをコンスタントに叩き出す会社の経営者。出会ったときにはすでに親から会社を引き継いでいた隆志さんは、かなりの浪費家だったといいます。 「付き合っていたときは頻繁に、雰囲気のいいレストランや旅行に連れて行ってもらい、洋服やバッグのプレゼントもたくさんもらいました。デートは毎回すごく楽しかったのですが、いくら稼ぎのある経営者とはいえ結婚相手としては不安も大きかったです」  結婚前には無駄遣いをしないことや節約することを約束しましたが、付き合っていた頃とまるで変化なし。気づけば家具や家電、夫の趣味である時計のコレクションが増えていることも多く、結婚当初はお金の使い方についてケンカになることも少なくありませんでした。

子どもの誕生をきっかけに、夫婦で節約開始

「でも子どもが生まれた頃から夫は、『子どもや将来のため』『これからは夫婦で節約を楽しもう』などと言ってくれるようになったんです。すごく嬉しかったですし、いい兆候だと思い、すぐに無駄なものを書き出して節制。節約飯を作るなどの努力をはじめました」 節約 その後もお互いの財布は別々。節約して残ったお金は、管理したいという夫に任せることにします。最初は浪費家の夫が残ったお金を管理するのは不安でしたが、「今月は先月より5万円も節約できたよ」などと通帳を見せてもらううち、安心感も芽生えていった真弓さん。 「夫も頑張ってくれていると感じた私は、パートに出ることにしました。そして、私の稼いだお金を食費などの支払いに充て、足りない分だけを夫から貰うという生活に変更。保育園で知り合ったママ友たちから節約術なども教わり、実践するようにもなりました」
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ある日、夫へ届いたメッセージに「全身の血が逆流」
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