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「最近、服を選ぶのがちょっと苦しい」大人が、まず“やめてみるべき”習慣は。6割の人が気にしているけど

悩みが増えてしまう人も。診断系コンテンツの「落とし穴」

 時代との親和性が高い、パーソナルカラー・骨格タイプ診断。一方で、こうしたタイプ分けをする診断系コンテンツにはデメリットも存在します。 診断系コンテンツの落とし穴 ひとつは「私は〇〇タイプ」という枠に自分を当てはめることによって、買い物が限定されてしまうこと。好きな色やテイスト、服が自分のタイプとは真逆だった場合。自分に合う服を買うべきか、それを無視してでも好きな服を買うべきか、選択に悩まされることがあります。  また、自分に似合うタイプが分かっていても、実際に買おうとしている服が自分の似合うタイプに当てはまる服かどうか判断がつかず結局買い物に悩むという声も……。

ブルベ冬は色白美人? 診断結果での“マウンティング”も

 さらに最も悲しいのは、タイプ別診断が他者とのコミュニケーション不和を引き起こすきっかけにもなり得るという点です。いわば「パーソナルカラーマウント」や「骨格マウント」と呼ばれるもので、自身と他者のパーソナルカラー・骨格タイプを比較し、どちらが優位であるかを示唆するような発言が生まれやすいのもこうしたタイプ診断の闇深い一面。  身体的特徴を型にはめることで、服やメイク選びの方針が決められるのは魅力的。しかし、型にはめることは時に選択肢が制限されたり、自分らしさを他人の評価軸にさらされたりして逆に不自由な気分になってしまう可能性も秘めているのです。
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半分参考にして、半分気にしないのが正解
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