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うそ、別人!42歳から17kgダイエットできた方法「パンも甘い物も食べてました」

Q7:モチベーションはどうやって維持したのですか?

A:大事なのは、期限・計画・記録の3つ! モチベーションはムダに上げないようにフラットに保ちつつ、まず最初に「計画」を立てることが大事です。現実的かつ健康的な範囲内で目標を達成するには何ヶ月かかるのか、それを理解するところが最初の一歩。そのためには現在何キロなのか(ダイエットしたいと思っているのに、現在の体重を知らない人が多い)、目標体重は何キロなのか、1か月に減量可能範囲は何キロなのか、そのペースだと何ヶ月で目標達成できるのか。(※1ヶ月の減量目標は体重の3%~5%が無理のない範囲と言われています)
池田さん激変

左が30代、右が40代。完全に別人!?

現在地も目的地も分からない状態で、ただやみくもにダイエットを始めると失敗して当たり前なのです。今思うと私の数々の失敗も、意志が弱いことではなくただ単に無計画だったからでした。 次は「期限」を決める。私の場合はコンテスト開催日という明確な期限がありました。期限が明確であれば、またそのシバリがキツければ成功率は高いのです。なので結婚式なんてその最たるもので、成功率が90%を超えるのも納得です。「でも私はコンテストにも出ないし、結婚式の予定もないんだけど……」そんな人でも大丈夫! 例えば、フォトスタジオで家族写真を撮る、なんてのはいかがでしょうか。ここでのポイントは一人ではなく「誰かを巻き込む」ことです。ダイエットに成功しないと他の人に迷惑をかける、という責任を自ら負うのです。 最後に「記録」を残す。レコーディングダイエットって流行りましたが、日々食べたものの写真を撮り、日々体重を計って記録に残すのがめちゃくちゃ大事! そうすることで自分のことを分析できるようになるのです。例えば「なぜこの日にガツンと減ったんだろう。んー、食べ物もいつもと同じような感じだし、他の日と何か違うことをやったかなぁ…。あ、もしかして〇〇かも? じゃぁ今日も〇〇をやってみて検証してみるか!」という感じです。 記録→分析→検証→記録……を繰り返すことで「自分の痩せポイント」が分かるようになるのですが、これちょっとワクワクしてきませんか?

ダイエットの一番の効果は、気持ちが変わること

以上、よくいただくご質問にまとめてお答えしました。ご紹介したダイエット法は基本的にゆるめの糖質制限ですが、糖質制限の注意点としては長期間するものではなく、3か月から長くても6ヶ月が1クールという点です。取り組みたい方は期間限定・短期集中で実践して、まずは動きやすい体にするために余分な脂肪を落とすことに専念していただければと思います。 体が軽くなり動きやすくなると、体型を気にせず好きな服を選べるのはもちろんのこと、ダイエットに成功したということが自信につながり、前から興味があったことにチャレンジしてみようと行動できるようになったり。そんな前向きな気持ちの変化がダイエットの一番の効果だと思っています。 今から始めれば夏までまだ間に合います。ズボラで運動嫌い、根性もない、そんな私でもできたのできっと大丈夫! 余分な脂肪を脱ぎ捨てて、輝く健康美で自信溢れる自分にアップデートしてまいりましょう。 <文・写真/池田曜央子>
池田曜央子
(いけだ・ようこ)メイク講師。骨格補正メイク考案。一般社団法人日本骨格バランス協会代表理事。 1977年生まれ、青山学院大学経済学部卒業。建築士だった38歳のころ、愛犬の事故死でうつ状態に陥り、糖質依存となり15kgの激太り。外見差別を受けたことをきっかけに、美容・ファッションなどを学び、メイク講師として活動を開始。輪郭と顔パーツを数値で分析、骨格や年齢による変化を補正し、好印象な美人に近づける独自の「骨格補正メイク」を考案。メイク講座やスキンケア講座などで1000名を超える女性を変身させる。43歳で-17kgのダイエットも成功させ、ミセスコンテストで特別賞受賞。著書『骨格補正メイク 顔の比率を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社) Instagram:@ikeda.makeup ブログ
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