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平成に栄えた「ギャル・ギャル男」の“現在の姿”は? トガった強さは“全く別の形”に変貌

平成ギャル男はアート系男子多め

 対するギャル男は、女性同様にもちろん全員がそうなるわけではありませんが、アート系男子に変貌しているケースがよく見られます。例えば、やや長髪の黒髪、髭、そしておしゃれメガネなど。服装はヴィンテージやワークウェア、今でもアメカジスタイルを好むことが多い模様。  もちろん例外も多くありますが、ギャル男のベースは「ワイルドさ」「男らしさ」「個性」を良しとするので、自然とそれが年相応のファッションでも反映されているのかもしれません。  女性の場合は、若い頃のファッションへの未練はスッパリ無くなっていく潔さを感じるとお伝えしました。これに対し男性は、同様にギャル男の服装を卒業はするものの、自身のアイデンティティを捨てることなく年相応にそのコンセプトを継承した形で、おじファッションを楽しんでいるようです。

元ギャル男たちが、男の渋さを表現する理由

 また、これは完全に個人的なド偏見ではありますが、元ギャル男の“素顔”は、目が丸い・フェイスラインが丸いといった幼顔の要素を持つ方がやや多い印象を受けます。もちろん、全員がそういうタイプではなく、中には一重の切長の人や鼻筋がシュッとした方もいます。  ただ、いずれにしても「男らしさ」「野生的な強さ」「色気」といったキーワードを好み、大人になってギャル男を卒業した後も、自分の年代に見合う形でこれらの要素を体現しているのではないでしょうか。  なので、大人になってギャル男を卒業した今でも、短髪よりは長髪、髭なしよりは髭ありで、男の渋さを表現する人が多いのかもしれません。
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服装は変わっても、○○はギャル・ギャル男
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