なぜ? 40代のメイク「顔だけ白く見えちゃう」問題。下地を“まんべんなく塗ってる人”は要注意
美容ライターの遠藤幸子です。毎日顔だけメイクし、首元に日焼け止めを塗り忘れるなどさまざまな理由で顔と首とで色の差が出ることがあります。その状態で顔の色に合わせてファンデーションを塗ると、顔だけ白く浮いてオバさんっぽく見えることに。
今回は、顔だけ白く見えるのを解決する方法5つを紹介します。場合によっては、いく通りかの方法を組み合わせるのもおすすめです。
顔と首とで色の差がそもそも大きいのなら、トーンアップ効果がしっかりあるものは避けたほうがよいでしょう。なぜなら、トーンアップ下地の効果で顔により明るさが出て透明感が増すと、一層首との色の差が出てしまうからです。
化粧下地といっても様々なタイプがあります。ここでは、代表的なものを例にとって解説します。
<今回使用する化粧下地>
●BCL「乾燥さん 保湿力スキンケア下地」30g/1,430円(税込)
4つの保湿成分を配合し、日中の乾燥を防ぎながらしっとり感のある肌をキープする効果が期待できる化粧下地。石けんで落とせ、SPF37/PA+++と紫外線防止効果も。肌へのやさしさを考えた優しい使い心地も魅力的。白色のクリームがなじませると無色透明になり、肌色補正効果はなく、ツヤのある仕上がりになります。
●ビーアイドル「愛されベース」25mL/1,980円(税込)
スキンケア効果の高い化粧下地。毛穴の凹凸をカバーし、なめらかな肌に整えます。パールの輝きで艶やかにトーンアップする効果も。SPF30/PA++。
●ナーズ「ライトリフレクティング トーンアップヴェール」30mL/6,490円(税込)
白浮きせずに自然にくすみをカバーし、明るい肌にトーンアップする化粧下地。化粧モチがいいうえ、スキンケア効果も高く、自然なツヤ感のキメの整った肌に仕上がります。SPF27/PA++。
首と顔との色の差が大きい方の場合、ビーアイドルのような“パール感が強い化粧下地”や、ナースのような“トーンアップ効果の高い化粧下地”を顔だけに使うと、顔だけ白いのが際立ちます。注意しましょう。
化粧下地を、量を多くフェイスラインまでしっかり塗ると、顔と首との色の差がくっきりしてしまいます。
そこで、化粧下地は目の下に多めに置き、Tゾーンに薄く塗ってから外側に向かって徐々に薄くなるように塗りましょう。自然に顔と首とを繋ぎやすくなります。

(1)顔と首との色の差によって化粧下地を選ぶ

左から:BCL「乾燥さん 保湿力スキンケア下地」30g/1,430円(税込)、ビーアイドル「愛されベース」25mL/1,980円(税込)、ナーズ「ライトリフレクティング トーンアップヴェール」30mL/6,490円(税込)

(2)化粧下地は内側から外側へ徐々に薄くなるよう塗る

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