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57歳独身、会社も婚活も白髪染めもやめてわかった「世間の呪いから自由になること」

50歳で白髪染めをやめたワケ

りさねーぜさんは50歳で白髪染めをやめて、グレイヘアに移行しました。
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写真撮影:山辺 学(calmphoto)(以下、同じ)

それまでは、「どんどん若さを失い老いていくことに恐怖すら感じていて、白髪やシミ、シワ、体型のくずれといった老化を、なんとか食い止めて若く見せようと必死に頑張っていました」(同書より)。 ですが、40代でふと「この白髪染め、いつまでやるんだろう…」と立ち止まり、迷ったあげく、近藤サトさん(フリーアナウンサー)のグレイヘアを見て決断したそう。 確かに白髪は老け見えしますが、 「年齢がかなり上に見られたとして、何か困るだろうか?いや、困らないよね」 「50代なのに60代に見えるからあなたとはもう付き合いたくないと言う人がいたら、それはそれでいいかなって思ったんです」(同書より) 自然にグレイヘアに移行するには、美容室でのヘアカラーをやめて、自宅でのカラートリートメントに変え、そのトリートメントもやめて少しずつ色抜けさせる方法がオススメだとか。りさねーぜさんは半年ほどでグレイヘアに移行できました。

57歳、独身、家族は犬1匹と猫2匹

risako-1それに先立つ40歳の頃、りさねーぜさんは人生を本格的に仕切りなおしました。30歳の時にマンションを買っていましたが、このマンション購入も「他人から幸せそうに見られたい」という他人マインドがきっかけでした。 自分マインドを掘り起こして出てきたこたえは、「ペットとのびのび暮らせる空間」。確かに理想ではありますが、40代になり50代の足音が聞こえると、人生の終焉を視野に入れなくてはなりません。 risako-2自分は誰と、どういう人生を送りたいのか。仕事やお金、人付き合い。ひとつずつていねいに選び取って行き着いたのが、札幌に一軒家を買い、犬と猫との穏やかな生活をする生活だったのです。
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