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「天才ですか?」「欲しい!」本に挟むとお腹がすく!?変わった“しおり”の作者を取材。クスッと笑える作品は他にも

『賛辞のおやつ』

『3時のおやつ』ならぬ『賛辞のおやつ』です

『3時のおやつ』ならぬ『賛辞のおやつ』です

「いいね!」「たいへんよくできました」など、褒めてくれる文言が描かれたビスケット『賛辞(さんじ)のおやつ』。食べると、小腹も心も満たされます。自分で自分に賛辞を送りたいときや、思いっきり誰かに賛辞を送りたいときに出番でしょう!
がんばった日に食べたい

がんばった日に食べたい

ティッシュが海に浮かぶ氷山に見えた

――さまざまなプロダクトを製作してきたミチルさんですが、特にお気に入りの作品はどれですか? ミチル:『氷山になるティッシュケース』です。これは「ティッシュって氷山に見えるな」と気付いて製作したプロダクトなのですが、多くの反応が皆様から届いたので特に感慨深かったです。
青色のケースは海、取り出し口から出たティッシュは氷山のように見える

青色のケースは海、取り出し口から出たティッシュは氷山のように見える

――ケースが半透明なので、ティッシュを引き出すと氷山が浮かんでいるように見えておもしろいです! あと、ティッシュが減っていくごとに「地球が温暖化する」というメッセージを含んでいるようにも感じました。 ミチル:全然、そういうメッセージ的なことは考えていませんでした。でも、深読みしてくれた人たちの反応を見て「そういう視点もあるのか」と気付かされました(笑)。 ――今回の『ラーメンしおり』には、なにか隠されたメッセージが含まれていますか? ミチル:特に、隠しメッセージは無いです。でも、使っていただくと「ラーメンを食べたい!」という気持ちが抑えられなくなるかもしれません(笑)。 ――「今後、こんなプロダクトを作ってみたい」というアイデアはありますか? ミチル:私としては、『賛辞のおやつ』のような誰かをほっこりさせるプロダクトが好きなんです。今後もやさしい気持ちになるプロダクトを生み出せたらいいなと思っています。 ========== 「誰かをほっこりさせる」を信条としている、ミチルさんの創作活動。センス優先の尖りまくったクリエイターさんかと思いきや、ハートの部分も重視するものづくりを実践していました。  ちなみに、ミチルさんが製作したプロダクトのいくつかはウェブショップ「王様のアイディア」で購入が可能です。今回紹介したなかでは、『氷山になるティッシュケース』と『カニ泡ソープディスペンサー』が販売中。 最初に紹介した『ラーメンしおり』の商品化は未定ですが、もし商品化された場合、自分なら“読書の秋”にラーメンのレシピ本に挟みたいです! <取材・文/寺西ジャジューカ>
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