
スロージョギングとは、疲れない走り方。ジョギング=疲れる、というイメージを覆す、スロージョギングの基本を本書から抜粋してみました。
1. 足の指の付け根で着地する
腰から下肢全体の衝撃を和らげてくれるフォアフット着地で、怪我を予防します。
2. 歩幅は20㎝~30㎝からスタート
自分の体型や体力に合わせて、少しずつ広げていく。
3.時速3~5㎞のニコニコペースで走る
息切れ一歩手前、疲れないスピードで走る。
4. 口を開け、呼吸は自然にまかせる
5. 顎を軽く上げて、視線は遠方に
通常、走ってから着地させる足は「かかと」になると思います。しかしスロージョギングでは「足の指の付け根部分」で着地させるのです。それが「フォアフット着地」。「初心者でも膝に負担がなく故障が少ない着地法」と本書。ここをまずおさえておきましょう。
「歩くスペースでゆっくり」「息が上がらないペースで走る」。そしてニコニコおしゃべりもできる、というのがスロージョギング。
歩くように走る、というのはかえって難しいと思った私。実際にやってみたのですが、私個人の感覚としては、急がない小走りというのが近いです。歩幅も広くはないので、女性にはやりやすいのではないでしょうか。具体的には「1分間に180歩を目安にすると良い」とされています。
スローではありますが、ジョギングの定義は「歩く」ではなく「走る」です。さらに「走ることは歩く約2倍のエネルギー消費になるのです。