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【水野敬也のスパルタ婚活術】結婚できない30代女子へ「男を値踏みするな!」

『夢をかなえるゾウ』や『LOVE理論』など、大ベストセラーを連発する水野敬也(愛也)さん。7月に待望の女性向け恋愛指南本『スパルタ婚活塾』を出版。そこで著者の水野さんに、女子SPA!読者へ向けての恋愛指導をお願いしてみました。

 前回は『モテるためには「聞き上手」ではなく「ツッコミマスター」を目指せ!』とのアドバイスをいただいた女子SPAチーム。では、ツッコミマスターになるための方法は? 引き続き水野さんにお伺いしました。

⇒【前回】「恋愛本に騙されるな!『聞き上手はつまらない女である』」 http://joshi-spa.jp/136211

コミュ力を上げるのは「地道な筋トレ」



――相手を不快にさせないツッコミやコミュニケーションは、どうやったらできるようになるんでしょうか?

水野敬也

水野敬也氏

水野:これを言ってしまうと身も蓋もないんですけど……特効薬はないんです。地道な筋トレしかない。ちょっと原理について話しますね。

「コミュニケーション力を上げようと頑張っているAさん」と、「コミュニケーション力なんて気にしてないBさん」だと、どっちのほうが強いと思いますか。

――頑張っている分、Aさんのほうが強い……ですか?

水野:そこが、逆。Bさんのほうが強いんです。僕の経験ですけど、5歳年下のイケメンモデルと話してたんですよ。相手はいきなり「水野くん」ってタメ口。その時点で僕は「うわっ、タメ口で来た! こっちは敬語で話してるのに……」など色々考えちゃう。でも相手は「水野くんってさー、話すとけっこう頭悪いよね~?」なんてさらっと言ってくる。

んなわけあるかー! 顔だけで生きてるお前より頭悪いわけない、っつーか頭のよさしか誇れないわ! って思うんですよ。だけど、その勢いに「ウッ……」ってのまれちゃう。

――そういう経験、あります。どんどん相手が喋るんだけど、こっちは委縮して喋れなくなってしまう。

水野:そう。「内的思考」がどんどん膨らんでいる状態です。コミュニケーションが苦手だと思ってる人って、「こんなこと言ったら嫌われちゃうかな」「こうしたらどうなるんだろう」みたいな。「自分から声をかけたらどう思われるだろう」って内的思考とためらいをすごく強く持ってる。持ってない人は「空気を読めない人」になりうるんですけど、同時に自信がある人にみえるので、意外と人間関係も恋愛もうまくいく。

――内的思考が強い人は、どうすればいいんでしょう。

水野:いろいろ考えてしまうことは、やめなくてもいい。でもその考えたことを、少しずつ外に出せるようにしていく。「このセリフは大丈夫」「これはよくない」って。これは訓練するしかない。だから筋トレが必要になるんです。

「ホーム」ではなく、あえて「アウェイ」に行け!



――水野さんも筋トレしてきたんですか?

水野:そうですね。筋トレしてきたし、一生筋トレを続けていくことになる。訓練として僕は常にアウェイなところに行くようにしてる。

――『スパルタ婚活塾』では「アウェイ理論」の章にありますね。ホームじゃなくてあえて知らない人の多い飲み会や場所に向かうことで、コミュニケーションを上げていく。

水野:そう。中学の時はモテてる集団に突入したし、今は芸能人や女優さんばっかり集まる飲み会にも参加する。「ウウッ、俺のポジションがない」……という軋轢はめちゃくちゃあるんですけど、それを乗り越えるとすっごく楽になるんです。アウェイを経験したあとに、近しい人たちとの飲み会をやってみたりすると、「完璧に場を回せる!俺、成長してる!!」って感動しますよ(笑)。

つまらないデートでは「逆に、楽しい」と思え



――『スパルタ婚活塾』はもともとブログの連載で、大好評だったために書籍化されました。いちばん反響があったのはどんな部分でしょう?

結婚できない30代女子へ「男を値踏みするな!」水野:「ライフ・イズ・ビューティフル理論」ですね。デートを楽しむコツ。相手の男がどんなにダサくても、どんなに「ありえない」ことをしても、「逆に、楽しい!」って思うんです。

――「ありえなーい!」って言っちゃだめなんですか!?

水野:……僕、いっつも思うんですけど、女の人って「デートで男がありえなかった話」とか、めっちゃしますよね!? 男のことをすごく値踏みしてる。聞いた話なんですけど、デートのときに男が車で来て、サイドミラーがポコンとぶつかっちゃった。それを直すのに手間取った……その瞬間に「ないな」と思ったんだって。

――ちょっと厳しいなとは思いますが、わかります。

水野:僕はけっこう男性側に感情移入しちゃいますけど、そこでスマートにふるまえたほうがいいのはわかる。車の切り返しがうまくいかないときは「あー絶対女の子にフラれる!」って思う(笑)。でも、その値踏みはもったいない。相手はちょっと失敗したかもしれないけど、見落としてるいいところがあるかもしれないじゃないですか。そこをポジティブに見てほしい!

――うーん、どうしてもガールズトークで盛り上がる自分を想像してしまいます……反省。

水野:反響がすごかったのは、女の人だけじゃなく、男の人からもですよ。やっぱり、長く付き合える人って、同じトラブルを楽しめる人。「ライフ・イズ・ビューティフル理論」は、恋愛技術だけに限らず、人間としてもすごく重要なんじゃないかな。

※次回は「モテない女が放つ“SATC臭(セックス・アンド・ザ・シティ臭)”を消す方法」をお教えします!

【水野敬也(愛也)さんプロフィール】
『夢をかなえるゾウ』『人生はニャンとかなる!』『ウケる技術』など数々のヒット作を著書に持つ。また、恋愛に関する講演、執筆は恋愛体育教師・水野愛也として活動。ほか、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐に渡る。

<TEXT/青柳美帆子 PHOTO/Ilya Glovatskiy>

― 水野敬也のスパルタ恋愛術【2】 ―

青柳美帆子
1990年生まれのライター。女子とエロ・イベントレポート・サブカルを中心に活動中。「女子SPA!」「ねとらぼ」「マイナビウーマン」「エキサイトレビュー」などで執筆。好きなものは「少女革命ウテナ」。Twitterアカウント:@ao8l22
スパルタ婚活塾

従来の女性向け恋愛マニュアルになかった「徹底的な男目線」で、独自の恋愛理論が展開。




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