Love

【水野敬也のスパルタ婚活術】聞き上手はつまらない女である

『スパルタ婚活塾』(文響社)

『スパルタ婚活塾』(文響社)

 男性向けモテ指南本『LOVE理論』や、成功するために大事なことを教えてくれる『夢をかなえるゾウ』など、大ベストセラーを連発する水野敬也(愛也)さん。7月に待望の女性向け恋愛指南本『スパルタ婚活塾』を出版しました。

『スパルタ婚活塾』は、「どうすれば幸せになれる?」といったボンヤリした本ではなく、「絶対、結婚まで持っていく!」というガッツあふれる一冊。

 そこで著者の水野さんに、女子SPA!読者に向けて恋愛指導をお願いしてみました。

「婚活」はNGワードと心得よう 



恋愛本に騙されるな!「聞き上手はつまらない女である」水野:まず……「婚活」って言葉、よくないですね。

――えっ?

水野:みなさん、けっこう自由に口にしてるけど。飲み会とかでもさらっと言うけど……あれはほんとによくない。だって「俺、ヤレる女の子探してます。水原希子に似てるEカップの女の子がいいです」って言う男が飲み会にいたら、どう思います?

――死ねって思いますね。

水野:でしょ?「婚活してます、年収は1千万円以上がいいです」って宣言するのは、それと同じこと。相手のことを見ずに「結婚」を見ているのでは、という印象になる。だから「俺は体が目当てです」とカミングアウトするのと変わらない印象になるんですよ。

――なるほど! 婚活だと「子どもがほしいから」って雰囲気も出してしまいがち……。

水野:そうなると、さらに「精子目当てかよ!」みたいになっちゃうでしょ? しかもこっちの精子そんなに生きてるかわかんないし……。結婚願望がある男性でも、ひいてしまいますよね。

「聞き上手になる」「料理を取り分けよう」は大きな勘違い



――「子どもが欲しい発言=母性アピール」と考えてた女性も多いでしょうね。ほかに、女性が勘違いしている「恋愛テクニック」は思いあたりますか?

水野敬也氏

水野敬也氏

水野:ちまたの恋愛本って「聞き上手になろう」とか「エレガントにふるまおう」ってよく書いてありますよね。あれって、僕は有効じゃないと考えています。実行すると「いい人どまり」になっちゃうんですよ。

――い、いきなり、衝撃発言です。価値観を覆されそうです……。

水野:いろんな本に書いてあるし、実行するのが簡単そうに見えるから、みんな勘違いするんです。「あの人いいひとだよね!」ってポジションは、絶対なっちゃいけない。

――聞き上手になることや、合コンでサラダを取り分けるのって、意味のないことなんでしょうか?

水野:もちろん、意味がないわけじゃありません。でもそれらのテクニックって、「逃げの恋愛技術」ですよね。「嫌われたくない」「傷つきたくない」の思いが前面に出てる。

――新しい恋愛を探している場だったり、婚活の場だったりすると、どうしても「相手に気に入られたい」気持ちが強くなってしまう気がします。

水野:うん、そういう人は「予定調和」になって、面白さが一切なくなってしまうんですよ。恋愛で大事なのは、「この人はどんな人なんだろう?」「この人と一緒にいたい!」ってワクワクする感じ。ちまたの恋愛本のテクニックを忠実に実行しようとすると、その気持ちがグッと削がれてしまう。

モテるためには「ツッコミマスター」を目指せ!



――「予定調和にならないようにする」のはわかりました。でも、どうすればいいんでしょうか?

水野: 「ツッコミマスター」になりましょう!「聞き上手」だけで好きな相手を落とせるほど簡単じゃない。ツッコミって、つまりコミュニケーション。外見の魅力を凌駕しうるのは、コミュニケーションの力です。

――ツッコミをするのって、難しくないですか? 失礼になってしまって、嫌われるのが不安です。

水野:もちろん難しいですし、簡単なテクニックではありません。でも、うまくツッコミができると、コミュニケーションの戦いのリングに上がれるんですよ! たとえば、僕が女の人から「お前田舎者みたいな顔してるな~!」って言われるとする。そうすると、「コイツ、殴りあえるぞ!」という気持ちになって、「お前こそこんな気取ったカクテルなんて飲んでるの?」って返せる。

――なんだか、一気に親密な雰囲気になったように思います。

水野:精神年齢も一気に下がってるような気がしますよね、小学校とか中学生みたいに(笑)。こういう雰囲気にならないと、かしこまって喋っているだけで終わってしまう。「相手をリングに上げる感じ」は絶対学ばなきゃいけないし、努力でマスターできるんです。

※次回は「ツッコミマスターになる方法」をお教えします!

【水野敬也(愛也)さんプロフィール】
『夢をかなえるゾウ』『人生はニャンとかなる!』『ウケる技術』など数々のヒット作を著書に持つ。また、恋愛に関する講演、執筆は恋愛体育教師・水野愛也として活動。ほか、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐に渡る。

<TEXT/青柳美帆子 PHOTO/Jarp3>

― 水野敬也のスパルタ恋愛術【1】 ―

青柳美帆子
1990年生まれのライター。女子とエロ・イベントレポート・サブカルを中心に活動中。「女子SPA!」「ねとらぼ」「マイナビウーマン」「エキサイトレビュー」などで執筆。好きなものは「少女革命ウテナ」。Twitterアカウント:@ao8l22
スパルタ婚活塾

従来の女性向け恋愛マニュアルになかった「徹底的な男目線」で、独自の恋愛理論が展開。




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