他の人とも会ってみたかったそうですが、貴之さんとのお見合いの日程が決まらないため予定を組みにくく、ためらっているうちに、申込の回答期限が過ぎてしまいました。

「回答期限ぎりぎりの回答だと、相手からの印象が悪いと言われていたので、気になる人はいたものの申込ができなかったんです」
貴之さんから希望日がなかなか送られてこず、やっと提案してきたのは平日の20時からでした。
「職場にお見合いのようにオシャレしていくわけにいかないので平日のお見合いは気がすすまなかったのですが、オンラインお見合いを提案したけれど断られてしまって。年収が高いし忙しい人なのだろうから仕方がないのかなと思って、受けることをしたんです」
真由美さんはこのやりとりの時点で、もう相手への気持ちはなくなっていました。お見合いしたくなかったそうですが、彼女の登録している結婚相談所ではお見合いの取り消しは罰金が発生します。結婚相談所からも「お見合いをキャンセルすると相手側の結婚相談所の印象も悪くなるので、会ってからお断りしましょう」と提案されました。
さっさとお見合いを終わらせたいのに、お見合いの前々日に貴之さんから、仕事の予定が入ったからとお見合い日程変更の連絡が来たのです。
貴之さんからの代案は、初めに真由美さんがお見合い希望日として提案した土曜日午後。予定が二転三転し、真由美さんはもうここで心が折れそうでした。
お見合い当日に会場に現れた貴之さんは、
写真とは全く別人で、太って髪の毛が薄い男性でした。
「私も顔に出ていたかもしれないんですけど、相手から『オンラインお見合いって言われると消化試合って分かるから、やめた方が賢明じゃないかな』って上から目線で言われたんです」
お見合いはすぐ終わったのですがどっと疲れてしまって、その日は何もできなかったそうです。

その後、結婚相談所のシステムにログインする気になれず、結婚相談所を休会してしまいました。
年収が高い男性は、仕事に情熱的でこだわりが強いぶん、ちょっと“クセ強め”なタイプも少なくありません。しかも、
条件が良ければ結婚できずに婚活が長引くこと自体がレア。結婚の意思があり好条件なのにアラフォーでずっと独身となると、何かしら「理由」がある可能性も否定できません。
貴之さんは高確率で、スペックが高いのに結婚できなかった“難あり男性”なのではないでしょうか。
ただし彼は人気があるので、自分が女性を選べるつもりでいるでしょう。
他に申込がきていた年収300~600万ぐらいの男性の中から選んでいれば、ここまで失礼な男性に当たる確率は低かったのではないでしょうか。
「自分が普通なんだから、普通の人と会っていればよかったですよね。もう20代じゃないし、次は欲張らないようにします」と真由美さんは振り返ります。
友達の紹介や同僚だったら、デートの日を直前で変更したり、初対面で失礼なことを言ったりするケースはほとんどありません。これまで会話したことがない出会いほど、失礼な人にも会う可能性もあるのです。
真由美さんが次は心が折れず、結婚するまで婚活をやり遂げられることを祈ります。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt