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50代以降は「健康を気にしすぎる必要はない」。豊かな老後を迎えるための過ごし方

「5年日記」で人生を豊かに

カフェでノートを開く女性 人生を豊かにする手段のひとつとして、ぜひおすすめしたいのが「5年日記」です。これはその名のとおり1冊の日記帳に5年分の記録を残すことができる日記。特徴としては、ページが365日分に分かれており、1ページにつき同じ日付で5年分の書き込みスペースが用意されています。  毎日数行程度の短い記録ではありますが、なぜ5年日記がいいかというと1年前の自分の生活や体調、心の変化がはっきり見えるからです。  私は、2025年2月に足首を骨折しましたが、日記をつけてみると、実は2024年の2月にも足を怪我して病院通いをしていました。この日記のおかげで実感したのは、「寒くなる季節は急いだり焦ったりすると怪我をしやすい」ということ。以来、寒い日には特に慎重に行動するようになりましたし、自分の健康管理を見直す、いいきっかけにもなったのです。  また、5年日記には、毎日の体重や体脂肪率、体年齢などの基本情報に加え、ストレッチの時間、歩いた距離、その日の食生活まで詳しく記録しています。この記録を見ていると、「3日間会食が続くと、食べすぎてしまって体重が増える。 でもその後、野菜中心の食生活に切り替えたら体重が戻った」「出張が1週間以上続くタイミングはその後に風邪などを引きやすい。だから、できるだけ前後に休日をはさむと体調を崩さずに済んだ」など、ちょっとした成功体験をメモするのも楽しみのひとつです。  こうして体調に関する具体的な記録をつけると、どんなときにどのような傾向があるのかがすぐにわかります。無意識に繰り返しているパターンを把握することで、次の行動につなげやすくなります。また、日常の些細な変化に気づき、忘れていた興味や楽しみを思い出すきっかけにもなるでしょう。  自分自身の変化をしっかり把握し、より健康的で充実した毎日を送るためにも、ぜひ「5年日記」を始めてみませんか? きっと新しい発見と楽しみが見つかりますよ。

高齢者ボランティアで理想の老後をイメージ

シニア夫婦 考える 自分の老後の暮らしを具体的にイメージできますか?  もし、具体的なイメージが描けないという方は、高齢者施設でのボランティアをおすすめします。 「介護施設の環境ってどうなっているの?」「どんな人たちがいるの?」「自分は将来、ここで暮らせるのか?」といった疑問を目と肌で感じ取ることができますし、何より施設内にいる方々と直接交流することで自分が介護施設にお世話になる年代になった場合の生活をよりリアルにイメージできます。  そのほか、施設内の雰囲気や職員の方々との関わり方、高齢者同士の交流など、実際に体験してみないとわからないことばかりです。  いい部分もあれば改善すべき部分も見えてきて、「自分だったらこんな場所がいい」「こういう暮らし方をしたい」と自分自身の理想の老後が明確になっていきます。  また、地域によってはボランティア活動に対してポイント制度や特典が出ることも。たとえば、神戸市では市内在住の65歳以上の人が対象となる施設などでボランティアをすると、現金と交換可能なポイントがもらえる「KOBEシニア元気ポイント」という制度があります。  この制度を利用して1年間活動すると、最大で約1万円相当のポイントを手に入れることができるのです。社会に貢献しながらお金がもらえるうえに、自分の将来設計に役立つ情報収集もできる。なんとも有意義な制度だなと感じます。  ぜひ、ご自身の自治体でも同様の取り組みがないか、探してみてくださいね。 <文/女子SPA!編集部>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa
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