病気で元気がないおじいちゃんに小6の孫が贈った「日めくりカレンダー」が沁みる…。お母さんに話を聞いた
母親から見た特にお気に入りの言葉は……
――これは娘さんが自作した言葉ですね! 病気のおじいちゃんにも沁みる言葉ですし、普通の人にも教訓になるような言葉だと思います。とても、小学生の頃に書いたとは思えない深い言葉ですが……(笑)。
ri_ririy:娘は昔から絵を描いたり、字を書いたり、いつもノートになにかを書き込んでいる子でした。だから、日めくりカレンダーのようなものを手作りするのは好きだったのだと思います。
――文章だけでなく、きめ細かく絵も描いていらっしゃいますね。
ri_ririy:はい(笑)。
「欲しい」の声多数の日めくりカレンダーが商品化される可能性
――大学生になった娘さんも、いい言葉をたくさん綴っていますね。「正解の道を選ぶんじゃなくて選んだ道を正解にしたい」など、やはり前向きに生きるための言葉が多い印象です。母親から見て娘さんはどんな女性でしょうか?
ri_ririy:常に何か目標を持ち、それに向かって努力する子です。性格はすごく天真爛漫で明るいのですが、それでいて自分に厳しいというか。なんというか、すごく正しい子です。
――小学生時代に作った日めくりカレンダーを見た人たちから「このカレンダー、欲しい!」というリアクションが続々と寄せられています。その可能性はあるでしょうか?
ri_ririy:本当は作ってみたいのですが、自費出版ってすごくお金がかかりますよね? だから、ネットでオーダーできる印刷会社さんを見て調べたりしています。
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祖父のためにつくった「一輪の花さえも一生懸命に生きている。誰にも見られなくても」「たまには空を見上げてみてよ。朝焼けも夕焼けも夜空ももう一度確かめてみて」という言葉たちが、今も多くの人の心に届いているという事実。若干12歳(当時)とは思えない、成熟した感性に驚きました。
フォロワーの人たちの「欲しい!」という反応にも同感です。この日めくりカレンダー、たしかにわが家で飾ってみたいかも……!
<取材・文/寺西ジャジューカ> 1
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