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「民度が低い人にしか出会えない」35歳・婚活女性のカン違い。本人だけが気づかない“恋愛弱者”の落とし穴

どう見ても、心配するポイントがズレている

 真由美さんは婚活についてこう語ります。 「結婚したいとはっきり思わない状態で婚活したら、相手に悪いと思っていました。新型コロナが流行っていた時は、不要不急な外出や濃厚接触はいけないからと、友達と食事したりもしなかったんです。でも気が付いたら友達がパタパタと結婚していって、みんな当時も普通にマッチングアプリとかやっていたんですスマホを使う女性の手元“結婚願望がないと相手に悪い”と、真由美さんは告白されたことすらないのに、相手を選べるつもりでいたのです。彼女に限ったことではありませんが、恋愛経験が乏しい方は自分の立ち位置を正しく把握できず、このように心配のポイントがズレていることが多いです。

「婚活しても普通の男性にすら会えない」

 いろんな不安を乗り越え、重い腰を上げてマッチングアプリに登録した真由美さん。でも、知らない人に自分の情報をさらすのも嫌だし、国際ロマンス詐欺のニュースも聞いて不安だし、知らない人の中からどうやって選んだらいいかもわからない。ただただ不安で、誰ともマッチングせずにマッチングアプリは削除。そして結婚相談所に登録しました。  ところが、真由美さんいわく「婚活しても普通の男性にすら会えない。高望みしているわけじゃないのに、常識がない人にばかり遭遇して疲れる」というのです。結婚相談所の人に相談してもレスポンスが遅く、アドバイスも「もう少し希望条件を広げては」と言われるだけでした。  もう結婚は諦めて婚活をやめるべきなのか、どこか見直す点があるのか、困り果てて筆者のところへご相談にやってきました。
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彼女が出会った「民度が低い男性」とは
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