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「民度が低い人にしか出会えない」35歳・婚活女性のカン違い。本人だけが気づかない“恋愛弱者”の落とし穴

時間ギリギリに、汗だくで現れた男性

 30代半ばの真由美さんに申し込み(※結婚相談所における、会いたいという意思表示)をしてきたのは、ほとんどが40代中盤以上の年上男性ばかりでした。太っている男性、真由美さんより年収が低い男性もいました。  彼女が「会いたい」と感じる男性からの申し込みはほぼなく、自分から申し込みをした同年代男性には、ほとんど断られます。 拒否する女性 その中で、42歳の真司さん(仮名)という男性と、上野の三井ガーデンホテルでお見合いすることになりました。当日、彼は待ち合わせ時間ちょうどに、ワイシャツ全体がびっしょりするほど汗だくでやってきました。汗っかきなのかと思えば、お見合いだというのに現地まで自転車で来て、駐輪場を探して遅くなってしまったという話でした。

投票に行くつもりがないと言う「民度が低い男性」

 会話も盛り上がらず、なんだか全体にかみ合いませんでした。真由美さんは“お断り”したのですが、結婚相談所経由で「お断りの理由を教えてほしい」と言われます。真司さんは、自分では脈アリと思っていたのかもしれません。 「話も全然盛り上がらなかったし、清潔感もないし。理由は私からも伝えたけど、それに自分で気が付かないような人と家族になるのは無理です」  次に、結婚相談所から紹介されたタカシさん(仮名)という39歳の男性とお見合いしました。初対面の印象は可もなく不可もなくで、2回目も会ってみることにしました。  デートをしたのは、参院選の投票日があった3連休でした。近くに街頭演説の候補者がいて、会話の流れの中でタカシさんは「投票なんて行くつもりないですけどね」と発言しました。  このことで「民度が低い」と感じた真由美さんは、お断りすることにしました。
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自分が「普通以下」であることをまず受け入れて
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