よく見る週刊誌かと思いきや…柴犬!作者の飼い主さんを直撃「自分的にもツボってる」
雑誌の休刊・廃刊が相次いでいる昨今、柴犬に関する魅力的な新雑誌が誕生!?
違うんです。柴犬の男の子「豆次郎」くん(5歳)を飼っているしばわんこさん(@48dogchat1mame2)は、架空の雑誌の表紙を製作してXにアップ。その名も『週刊柴犬』です。これ、ひょっとして『週刊女性』を意識している?
同誌の表紙、よく見るとなかなかのクオリティなんです。「すれ違った人はみんな友達」「ノーギャラでお手なんて無理」「嘘でしょ? お風呂に入って3日目でもう『犬臭い』」など、表紙に踊る記事タイトルはどれも秀逸!
すごくおもしろいですが、どうしてこんなことをやり始めたのでしょう? しばわんこさんに話を聞いてみました。
架空の“妄想雑誌”の表紙を製作するようになった経緯を教えてください。
「柴犬が好きすぎて、普段から柴犬グッズを収集していました。しかし、いつしか物足りなくなって『柴犬目線で柴犬のためのなにかを作りたい』と思うようになったんです。そこから“柴犬が読む柴犬のための週刊誌”があればいいなと、Xに架空雑誌の表紙を投稿するようになりました。
パッと見て伝わる画像ではなく、マニア向けに『よく見てみるとジワジワ笑える』画像を作るのが楽しいです」
たしかに、『週刊柴犬』表紙に踊る記事タイトルをよく見るとジワジワ笑えてきます。たとえば、「可愛い子にはオヤツをください ノーギャラでお手なんて無理」は柴犬が読みたくなるであろう完全なる“柴犬目線”の記事です。
しばわんこさんは、『週刊柴犬』以外にも架空雑誌の表紙を製作。たとえば、柴犬の“恐怖体験”をテーマにした『本当にあった柴犬の怖い話』の表紙を見ると、「我が身を刃物で切り刻まれる戦慄の瞬間 爪切り」という記事タイトルが興味深すぎます。
『柴犬口論』の表紙に書かれた「たまには飼い主が『いい子で留守番』したら?」という記事タイトルは、“柴犬目線”でブチ上げられた人間側への問題提起と言えるでしょう。
ちなみに、しばわんこさんご自身がお気に入りの記事タイトルはどれですか?
「『柴犬口論』の『コロッケじゃない キウイじゃない ましてや揚げパンでもない』が好きです。わが子(豆次郎くん)を眺めているといろんなものに見えてきて、妄想が膨らんでしまいます。オレンジのダウンベストを着ている姿はまさにボンレスハムだし、首やお腹のお肉がギュッとなっているのはチキンカツサンドみたい。『もしも、その部位が商品化して陳列されたら?』と考えると、たまりません(笑)。
あと、柴犬向け映画雑誌『シバイヌ旬報』の『シーバネータ 柴犬の寝かしつけドキュメント』も自分的にツボっています。『柴犬の寝かしつけドキュメント』という内容なので、元になった映画『ターミネーター』とは真反対の要素しかないです(笑)」






